銀行窓販・ミニ保険会社と保険流通チャネルの最新動向 |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2006-03-28(火) 13:30~16:30 |
講師 |
有限会社ナカザキ・アンド・カンパニー 代表 保険ジャーナリスト 中崎 章夫 氏 中央大学法学部卒。73年保険毎日新聞社入社。損保版編集長、編集主幹等、26年間保険のジャーナリストとして活動。99年退社。同年、有限会社ナカザキ・アンド・カンパニーを設立。21世紀に通用する新たな情報の仕組み作りにチャレンジするとともに、現場に強い独立の保険ジャーナリストとして活動を開始。取材、経済誌(東洋経済、エコノミスト等)への原稿執筆、保険会社、保険代理店、各種団体向けに全国での講演、各種企画アドバイス。01年有限会社インスウオッチを有志で設立、取締役編集人。週刊有料メールマガジン「Inswatch」を発刊。プロ代理店の経営情報ネットワークグループ「RINGの会」アドバイザー。著書(共著)として、『超保険解体新書』、『保険代理店ITハンドブック』(績文堂出版)。 |
概要 | 金融庁は平成16年12月24日に金融改革プログラム「金融サービス立国への挑戦」を公表し、「経営の健全性、安定重視から競争による民間活力重視へ」軸足を転換した。平成17年度、18年度の2ヵ年の金融行政の基本方針とその工程表を示した。 少子高齢化など社会構造変化の下で、国民経済的観点から、金融規制緩和の推進とIT戦略活用により金融業態間の垣根を取り除いて競争原理を徹底し、利用者利便の増大を図る。金融商品取引法など金融機関横断的な利用者保護の法整備も進める。郵政民営化や銀行代理店への法的整備も整った。保険業法を改正し、ミニ保険会社など新規参入を、製販分離と代理代行活用で、金融ワンストップサービス化の推進をはかる。銀行の保険窓販スケジュールも17年12月からの一時払型生保商品や損保・積立傷害保険の解禁と弊害防止措置の導入と経過監視をステップに、全面解禁が予定される。これら一連の動きのターゲットデートは平成19年度に収斂していく。 こうしたマーケットの変貌、金融行政の転換、金融業態の製販分離が促進される中で、保険流通のシーンでも来店型保険ショップや電話販売など新たな業態開発の波が来ている。 生・損保会社は、保険流通チャネルをどのように位置づけ、そのような商品政策で臨もうとしているのか。また、それに伴って販売チャネルはどのような変貌をとげていくのか。 本講演では、ジャーナリストとしての講師の立場から、具体事例の紹介・動向分析を通じて、主として保険流通改革に注目し、これからの生損保のチャネル構造がどのように変化していくのか、どのようなチャネルが優位性を示していくのか、また、顧客にとってどのような利便性が期待されるのかを、専業代理店、専属営業社員、ダイレクト保険会社による保険通販の見通しを含め解説する。 |
詳細 |
1.地殻変動期に入った保険業界 2.金融改革プログラムの狙い・・・金融ワンストップサービス 3.法整備状況(保険業法、金融商品取引法など) 4.保険流通改革の進展と市場倫理・・・入り口から出口までの再点検 5.銀行の保険窓販の全面解禁と郵貯民営化のインパクト 6.新規保険会社参入面での規制緩和(ミニ保険会社など) 7.保険流通進チャネルの台頭の現状とその背景分析 8.これからの保険流通チャネルの展望 9.質疑応答/ディスカッション 【ストック・リサーチ経営研究セミナー】 |
お問合わせ |
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