医療法人の経営指標・財務戦略・会計の解説と医療ビジネスを巡る動向 |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2006-03-29(水) 13:30~16:30 |
講師 |
監査法人トーマツ シニアマネジャー 公認会計士 戎井 重樹 氏 中央大学経済学部卒業。85年等松青木監査法人(現 監査法人トーマツ)入所。00年監査法人トーマツ東京事務所パブリックセクター部門へ異動。02年監査法人トーマツ本部ヘルスケア部へ異動。現在に至る。病院等監査関連として、国立病院の現状調査、医療法人業務調査主任、社会福祉法人監査主任(病院施設運用)、財務調査などの経験を有する。日本公認会計士協会医療法人会計専門部会委員(現)のほか、同協会非営利法人委員会委員(元)、同協会公的年金会計専門部会委員(元)、同協会公会計制度専門部会委員(元)、同協会保険業金融商品専門部会委員(元)、豊島区包括外部監査補助者(01年)など。著作として、『病院会計の実務』(監査法人トーマツヘルスケアグループ編著、清文社、05年1月)、『病院経営実践ノウハウ』(監査法人トーマツヘルスケア研究会著、清文社、05年12月)、「認定医療法人への移行で実現する病医院財務革命」(『2005年版医療経営白書』、日本医療企画、05年9月)、『Q&A社会福祉法人の法務・会計・税務』(社会福祉法人実務研究会、新日本法規)などのほか、セミナー講師等多数。 |
概要 | 本講演は、医療分野を投融資先あるいは新たなビジネス領域と捉える実務家をはじめ、医療に関与する実務家を対象に、医療法人の経営指標や会計に関する解説を行い、医療制度改革やM&Aなどの最新動向を紹介するものである。 医療法人の経営を分析するうえで必須となる経営指標や会計については、民間企業とは大きく異なる特色をもつことから、その正確な理解が重要である。また、医療法人制度改革をはじめ、医療を巡る環境に変化がみられるなか、平成18年度医療法改正などはさらに大きなインパクトを与えると予想され、それらの動向にも注視する必要がある。 本講演においては、医療法人の会計制度の特徴と、今後重要な意味をもつ新病院会計準則、さらに医療法人の財務指標などについてわかりやすく解説する。併せて、医療法改正と医療法人制度改革を中心とする環境変化や、医療機関債の発行などをはじめとする医療法人の財務戦略について、最新動向を踏まえた解説を行う。 また、特に注目を集めつつある医療法人のM&Aと医療機関の事業再生に関し、その手法や現状の取組みを紹介するほか、医療・介護業界における今後のビジネスチャンスについても可能な限り概観する。 |
詳細 |
1.平成18年度医療法改正~医療制度改革の概要 ・医療法改正と医療制度改革 2.医療提供体制の再構築と医療法人制度改革 ・医療法で予定されている今後の医療法人の類型 ・医療計画と医療法人の対応 ・医療情報開示 3.医療法人の会計の特徴 ・現状の会計制度 ・新病院会計準則と位置付けと医療法人の会計 4.医療法人の経営指標 ・医療法人に対する格付会社の視点 ・医療法人の財務指標 5.医療法人の財務戦略 ・医療機関債の発行 ~医療機関債発行ガイドライン、SPCを活用した債権の発行 ・公募債 ・拠出金制度 ・寄付金 6.医療法人のM&Aと医療機関の事業再生 ・医療法人M&Aの方法 ・金融機関が取組む医療機関の事業再生 (整理回収機構の活用) 7.医療・介護業界のビジネスチャンス ・特別養護老人ホームの運営 ・MS法人のビジネス動向 ・株式会社が参入する介護事業 ・医療機関のIT化(電子カルテ、オーダリングシステム) ・DPCに対応する物流システムの構築 8.質疑応答/ディスカッション 【ストック・リサーチ経営研究セミナー】 |
お問合わせ |
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