金融機関の次世代IT戦略 事例に基づく新たな施策の解説を中心に |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2006-06-15(木) 13:30~16:30 |
講師 |
ITマネジメント・コンサルタント 田沢 務 氏 06年3月『金融大統合時代のIT戦略』(NTT出版)を上梓。野村総合研究所上席コンサルタント、米国野村総研副社長を歴任し、03年4月コンサルティング会社代表。その他いくつかのコンサルティング会社、ITベンダー、システム会社の社外取締役、監査役、顧問を兼任。金融業界のIT戦略では、 25年以上の経験があり、ウォール街、日本の金融業界に幅広いネットワークを持つ。大手金融機関の経営者、IT担当役員へのコンサルティング、アドバイザリーサービスの実績は多数。77年東北大学電子工学科卒業。 |
概要 | ITに対する理解が困難であるという声は、金融機関の経営トップを初め、役員、部門長以下の層にも根強い。ITは 今や金融ビジネスのライフラインであり、金融機関の投資額全体に占めるIT投資の割合は極めて高いものの、現状では何が理解できて、何が理解できないのかが、正しく理解されていないのが実態ではないだろうか。 他方、業績拡大、ローコストオペレーション、制度対応といった課題が山積するなか、金融機関経営はITを抜きにして考えられない状況にある。こうした状況下にあって、旧態依然のシステム開発・運用やスクラッチ開発などからのパラダイム転換を図っていく必要があろう。 本講演では、日米の金融業界に精通した講師の豊富なコンサルティング実績に基づき、金融機関の経営者や企画 担当、システム企画担当のほか、金融機関のITに関与する実務家を対象に、今後の経営課題に対応するための次世代 IT戦略を示すものである。具体的な対応策として、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)、オフショア開発、共同化などの幾つかの施策について、事例も交えて解説を行う。 |
詳細 |
1.金融機関の経営課題 ― 「選択と集中」ながら増大する非選択的(必要不可欠)投資 ― 必要となるBuild vs. Buyに関する方針 2.アウトソーシングについて ― 日本では成熟していない ― IT分野だけでは効果は薄い 3.BPOについて ― 事務とITをセットにした効用 ― BPO委託者か提供者か、何れもあり得る 4.オフショア活用について ― スキル・アンマッチ、2007年問題による国内人材の限界 ― グローバルなリソースにアクセスできるための要件 5.ASPについて ― 小さく立ち上げて、大きく育てるまたは撤退する自由度の確保 6.質疑応答/ディスカッション 【ストック・リサーチ経営研究セミナー】 |
お問合わせ |
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