コマーシャル・デューデリジェンス ターゲットの事業性と将来収益力を重視した調査分析の活用 |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2007-01-16(火) 13:30~16:30 |
講師 |
株式会社KPMG FAS シニアマネージャー 関口 美奈 氏 93年にアーサーアンダーセン(ダラス事務所)に入社。96年10月に帰国後は、朝日監査法人(現 あずさ監査法人)グループにてM&A関連業務に従事する。06年1月よりKPMG FASに移籍し、日本におけるストラテジック・コマーシャル・インテリジェンス(SCI)サービスの立ち上げに従事し、M&Aに関わるマーケットアセスメントやコマーシャル・デューデリジェンス等のサービスを提供している。米国公認会計士(テキサス州)。MBA(テキサス州立大学アーリントン校)。 |
概要 | 日本のM&A市場は、「再生」や「救済」といった後ろ向きのイメージが強かったM&Aの時代を終え、これとは対照的な成長戦略の一貫としての前向きのM&Aの時代に突入した。多くの企業は、将来成長の糧となる経営資源の効率的且つ効果的な獲得を目的としたM&Aを模索している。これに伴い、買い手による投資判断基準は、純資産ベースから収益力ベースへと変化してきていることが伺える。従来から割引キャッシュフロー方式が採用される等、投資判断基準としての対象会社の将来収益力の重要性は認識されてきたが、対象会社が提示する将来プロジェクションの信憑性について買い手が客観的に調査分析し、独自の見解を形成した上で投資判断を行うことの重要性は従来になく増している。 将来プロジェクションは多角的に分析されるが、その中でも最も重要であるものの分析が難しいのが売上高予測の分析といえる。本講演では、ターゲットが提示する将来プロジェクション、特に売上高予測について、買い手が客観的な見解を形成するための調査である「コマーシャル・デューデリジェンス」のフレームワーク、情報ソースならびに分析アプローチを紹介する。また、コマーシャル・デューデリジェンスの具体的な効用について事例を含めて解説する。 |
詳細 |
1.ビジネス・デューデリジェンス(BDD)の概要 (1)概要と枠組み (2)何故、BDD? (3)財務デューデリジェンス(FDD)とBDD (4)BDDの本質と目的 2.コマーシャル・デューデリジェンス(CDD)の概要 (1)概要と枠組み (2)アプローチ(業界、競合、顧客、戦略) (3)情報ソースの種類と活用に際しての留意点 3.CDDの事例紹介 4.質疑応答/ディスカッション 【ストック・リサーチ経営研究セミナー】 |
お問合わせ |
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