企業価値評価の実践

M&Aにおける価値算定及び買収価格交渉上のポイント、ケーススタディや最近の動きを交えて
受講区分 会場
開催日時 2007-02-20(火) 13:30~16:30
講師 株式会社KPMGFAS
コーポレイトファイナンス部門ディレクター
谷口 進 氏

88年京都大学法学部卒業後、大手生命保険会社に入社。融資審査、株式投資、新規事業開発等の業務を経験。01年1月にKPMGグループに加わり、国内外多数のM&A案件のアドバイザリー業務に従事。05年7月より現職。米国イリノイ州公認会計士。米国CFA協会証券アナリスト。日本証券アナリスト協会認定会員。

概要 M&Aが企業の戦略の一つとして一般化するにつれ、企業価値分析スキルも身に付けるべき一般スキルと言えるようになっている。
本講演では、M&A案件における企業価値評価実務に関して、特にDCF法に焦点を当て、価値算定のポイントおよび買収価格交渉上のポイントについて、ケーススタディを交えて解説する。また、企業評価実務における最近の動きについても説明する。
詳細 1.企業価値評価の基本
   ・企業価値の定義
   ・企業価値評価の手法
   ・DCF法の概要 そのポイントと問題点

2.DCF法による企業評価のポイント
   ・エンタープライズアプローチとエクイティアプローチ
   ・残存価値
   ・割引率
   ・資本構成とMM理論
   ・コントロールプレミアム
   ・ケーススタディ~現金余剰企業の評価
   ・シナジー効果
   ・APV(修正現在価値)法
   ・その他(退職給付債務等)

3.企業価値評価業務の実際
   ・組織再編における企業価値評価
   ・第三者評価機関の活用
   ・フェアネスオピニオン
   ・事業譲渡における事業価値評価

4.企業価値評価の最近の動き
   ・会社法による企業価値評価実務への影響(株式買取請求)
   ・公開買付における開示強化
   ・無形資産の評価
     --無形資産の定義・種類
     --評価方法の概要

5.質疑応答/ディスカッション

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