無担保ローンビジネスにおける今後の展開と戦略 |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2012-06-01(金) 13:30~16:30 |
講師 |
株式会社日本格付研究所 金融格付部 チーフ・アナリスト 本多 史裕 氏
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開催地 | アルカディア市ヶ谷 (東京都千代田区九段北4-2-25) |
概要 | 2006年に貸金業法が改正されてから昨年12月で5年が経過した。この間を振り返ると、利息返還請求の増加と業法改正の2つの影響を同時に受け、個人向無担保ローンの市場規模は大きく縮小し、中堅中小の貸金業者の廃業、破綻に加え、アイフルのADR申請(2009年9月)、武富士の会社更生手続き申請(2010年9月)と、深刻な状況は大手貸金業者にも及んだ。2011年度も過払い金の返還は高い水準が続き、大手三社合計の過払い金は第三四半期までの累計で2,242億円、前年比14%増、過去最高を更新する見通しと報道された。他方で、底打ちの時期が近付いていることをうかがわせる要素がいくつか出てきた。また、国内企業向けの貸出残高の減少、資金利鞘の低下、住宅ローン業務における競争激化などを背景に、銀行セクターでは、無担保ローンビジネスに対する関心はここ数年高まっている。無担保ローンビジネスにおける主な動きを整理・考察し、転換点を迎えつつあること、現時点でみた今後の展望、3つの方向性について考察・説明をする。 |
詳細 |
1.無担保ローン市場、ビジネスの概観 (1)貸金業法改正後6年目の状況 (2)業界構成の変化 (3)既存業者のビジネスモデルの変化 2.2011年度決算からみえる各社の状況 (1)利息返還請求 (2)残高、顧客数 (3)2012年度の損益の見通し 3.銀行業界における動きと選択 (1)子会社化、関係の強化 (2)提携の活用 (3)グループ内での内製化 4.新規参入の再開 (1)ノンバンクによる再参入 (2)異業種からの参入 (3)参入の背後にある仕組み 5.今後の中期的な展望とKFS (1)国内市場 (2)保証業務 (3)海外市場、特にアジア地域 6.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい |
お問合わせ |
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