ファイアウォール規制の見直しと実務対応 統合的内部管理態勢の構築に向けて、現状の実務と金融審議会における議論等を踏まえて |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2008-05-13(火) 13:30~16:30 |
講師 |
アンダーソン・毛利・友常法律事務所 パートナー 池永 朝昭 弁護士 アンダーソン・毛利・友常法律事務所 出張 智己 弁護士
【池永弁護士】 |
概要 | 国際的にいわゆる「金融のコングロマリット化」が進展するなかで、現行のファイアウォール規制については、金融グループとしての総合的なサービスの提供の障害となっている等の批判があったところであるが、かかる指摘を受け、今般、金融審議会において顧客に関する非公開情報の授受や、役職員の兼職等に関する規制を中心に、業規制の在り方が大幅に見直されてきている。 本講演では、新たな規制環境の下で、いかにして組織・経営を合理化し、情報の集中管理態勢を実現するかを、講師の実務的な経験を踏まえて議論する。 |
詳細 |
1.従来の規制の枠組み (1)従来の規制の下でのダブルハット、トリプルハットの実態 ~外資系金融コングロマリットにおける経験~ (2)情報管理 (3)利益相反管理 2.新たな規制の枠組みの下での内部管理体制 (1)情報の集中管理とモニタリング態勢 ・個人情報保護法と各種業法(金商法、保険業法等)上求められる情報管理態勢との関係 ・内部管理部門における情報の管理 ・オプトインとオプトアウト (2)利益相反の管理のため態勢整備とその運用 ・法令上の禁止行為と実務上求められる管理体制 (3)クロスマーケティング ・投信、変額年金、仕組み預金の販売と弊害防止措置 (4)コンプライアンストレーニング 3.Holding Companyの組成と集中管理態勢 (1)子会社の管理 (2)組織・経営の合理化 4.質疑応答/ディスカッション 【ストック・リサーチ経営研究セミナー】 |
お問合わせ |
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