改正保険法への実務対応 |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2008-07-16(水) 13:30~16:30 |
講師 |
森・濱田松本法律事務所 足立 格 弁護士 01年司法試験合格、02年東京大学法学部(私法コース)卒業。03年弁護士登録と同時に森・濱田松本法律事務所入所。主たる業務分野は、保険契約法、保険業法その他保険関連案件、著作権法その他の知財関連案件、債権回収案件、フランチャイズ契約に絡む紛争案件。入所以来、国内企業の訴訟・紛争案件に広く携わっており、犯罪被害者保護・支援等の公益活動も行っている。本年9月、保険法改正関連の書籍を出版予定。 |
概要 | ①現代的保険取引に適合した規律整備、②保険契約者保護強化、③片面的強行規定導入、④当事者以外の第三者との法律関係規定整備、⑤保険と共済との一元的規律、の5点を旗頭として今通常国会に提出された改正保険法案は、本年5月30日に可決成立した。 改正保険法の内容や考え方については、法制審議会保険法部会での1年余に亘る議論等も踏まえ既に一定程度明確になっているものと思われるが、各改正事項に対する具体的な実務対応のあり方については検討を要する点が多々あるものと思われる。 本講演においては、論点毎に改正事項の内容を概説した上で、紛争・訴訟となった場合に実際にどのような点が問題となるかを念頭におき、約款における規定例等にも言及しつつ当該改正事項への実務対応のあり方について検討する。 |
詳細 |
1.はじめに (1)訴訟を見据えた実務対応の必要性 (2)保険関連訴訟における裁判所の考え方・傾向 2.危険の減少 (特別条件特約の問題を含む) 3.保険給付の履行期 4.告知義務違反による解除 (告知妨害、因果関係不存在の特則の問題を中心に) 5.危険増加による解除 6.遺言による保険金受取人の変更 7.被保険者による解除請求 (被保険者から保険者に対する直接請求の問題を含む) 8.いわゆる介入権 9.責任保険契約についての先取特権 (手続きの問題を中心に) 10.傷害疾病損害保険契約及び傷害疾病定額保険契約 (偶然性の立証責任の問題を含む) 11.その他 12.質疑応答/ディスカッション 【ストック・リサーチ経営研究セミナー】 |
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