【金融実務基礎講座】担保契約書の基礎 サンプル条項やケースを交え、契約書の要点と見落としがちなポイントを整理・解説 |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2009-06-30(火) 13:30~16:30 |
講師 |
森・濱田松本法律事務所 ニューヨーク州弁護士 江平 享 弁護士 96年東京大学法学部卒業、96年から98年日本長期信用銀行勤務。02年弁護士登録、07年コロンビアロースクール卒業、08年ニューヨーク州弁護士登録。著書・論文に「証券化の知識と実務/証券化と法律」(銀行実務、2005年3月号)、「表明・保証の意義と瑕疵担保責任との関係」(『現代企業法・金融法の課題』、弘文堂、2004年、共著)など。金融取引を中心とする企業取引を専門とする。 |
概要 | 本講義は、必ずしも法律を専門としない金融取引に携わる実務家や、担保取引の法律実務に携わっているものの体系的にポイントを総点検したい実務家などを対象に、実際の取引に即して、担保契約書の基礎をわかりやすく解説するものである。 担保契約は比較的やさしい基本的な取引であるとも思われがちである。しかし、実際にはその正確な理解は必ずしも容易ではなく、多くの押さえておくべきポイントが存在する。現在の経済環境下、債権保全のための担保の重要性が再認識されていることを考慮しても、いざ担保実行時に手遅れとならないためには、担保契約書について適切に交渉・作成しておくことが欠かせない。 本講義では、担保契約の基礎知識から実務に役立つポイント(ツボ)までを、具体的な条項や事例に基づきつつ、簡潔かつ体系的に解説する。 |
詳細 |
1.まず押さえたい基本コンセプト (1)担保契約はこんなに重要 (2)最初に確認すべきこと ・被担保債権(普通担保と根担保) ・対抗要件(登記・登録制度の有無) ・担保提供者(債務者と物上保証人) ・債権者(シンジケートと優先劣後) ・債務者(事業会社とSPC) 2.全ての担保契約に役立つ共通条項の総点検 (1)担保設定の合意 (2)対抗要件 (3)平時の取扱 (4)実行方法 (5)実は深い意味が隠れている一般条項 3.担保目的物毎の見逃しがちなポイントチェック (1)不動産 ・抵当権 ・根抵当権 (2)債権 ・債権一般 ・債権の種類に応じた注意点 (3)株式 ・株券と振替株式 ・略式質と登録質 (4)信託受益権その他 4.実務でぶつかる応用取引 (1)債権譲渡と担保 (2)担保の順位 (3)流動化、証券化 (4)買収ファイナンス (5)セキュリティ・トラスト 5.質疑応答 【ストック・リサーチ経営研究セミナー】 |
お問合わせ |
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