保険募集等を巡る最新動向と今後の展望 金融審議会等における議論の現状、「消費者庁」設置・金融ADRの影響など |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2009-07-13(月) 13:30~16:30 |
講師 |
中央大学法科大学院 教授 森・濱田松本法律事務所 野村 修也 弁護士 85年中央大学法学部卒業。87年中央大学大学院法学研究科博士前期課程修了(法学修士)。89年中央大学大学院法学研究科博士後期課程中退。02年金融庁顧問(金融問題タスクフォース・メンバー)、02年法務省・法制審議会委員、03年金融庁・金融審議会委員、03年6月金融庁コンプライアンス対応室(現 法令等遵守調査室)長、04年金融担当大臣アドバイザリーチーム(私的諮問機関)メンバー、05年1月金融庁・金融審議会委員。05年法務省・新司法試験考査委員、05年内閣府・国民生活審議会臨時委員、06年1月総務省顧問、総務省コンプライアンス対応室(現 法令等遵守調査室)長、06年4月郵政民営化委員会委員、07年1月内閣府・経済財政諮問会議専門委員、07年6月総務省・年金記録問題検証委員会メンバー、07年7月内閣官房・官民人材交流センターの制度設計に関する懇談会メンバー、07年11月経済産業省・京都クレジット流通基盤整備検討会メンバー、08年3月厚生労働省・年金記録問題に関する特別チーム室長、その他各種委員等を歴任。また、「保険商品の販売勧誘のあり方に関する検討チーム」メンバー(座長)、「保険の基本問題に関するワーキンググループ」委員(座長代理)を務める。執筆・論文、講演等多数。 |
概要 | 保険商品の販売勧誘等に関しては近年の一連のルール改正に伴い、保険会社において実務対応がなされてきたが、金融審議会第二部会「保険の基本問題に関するワーキンググループ」(保険WG)において、昨年来、さらに議論、検討が進められているところである。 本講演は、金融審議会委員等を務め、また、一連のルール改正を含めて議論を主導してきた講師の立場から、保険WGにおける議論を含む最新動向と今後の展望を提示するものである。 保険会社において対応を迫られている契約概要、注意喚起情報、意向確認書面について、そのマーケティングツールとしての、また、コンプライアンス面での意義及び課題を解説するとともに、今後のチャネル戦略にも影響が予想される比較情報の提供、また、乗合代理店や保険仲立人の問題にも言及する。 また、消費者庁設置法が今国会において成立の見通しとなり、本年10月にも「消費者庁」が設置される見込みである(4月17日現在)。今後、保険会社を含め、金融ビジネス全般に対していよいよ「消費者保護」が極めて重要な要素となると考えられることから、消費者庁の設置が実務に与える影響や、注目される金融ADR(金融分野における裁判外紛争解決制度)への対応などにも言及する。 |
詳細 |
1.保険募集・販売の現状と課題 ・ルールの体系~保険業法300条、監督指針等 ・現状と課題 ・契約概要、注意喚起情報、意向確認書面 など 2.比較情報の提供 ・比較サイトの問題 など 3.募集の主体について ・保険代理店と保険仲立人 ・乗合代理店 など 4.消費者保護の潮流 ・「消費者庁」とその影響 ・金融ADR など 5.質疑応答/ディスカッション 【ストック・リサーチ経営研究セミナー】 |
お問合わせ |
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