シナジー効果実現のためのデューデリジェンスと統合マネジメント 最近の環境や会計基準変更等を背景に重要性を増すシナジー効果に焦点を当て、事例等を交えて具体的に解説 |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2010-03-17(水) 13:30~16:30 |
講師 |
KPMG FASグループ 株式会社KPMG BPA ディレクター 神尾 康生 氏 KPMG FASグループ 株式会社KPMG FAS シニアマネージャー 加藤 正憲 氏
【神尾氏】 |
概要 | 金融危機後、投資ファンドによるM&Aが減少する一方、事業再構築等を図る一般民間企業においては幾つかの大型統合案件もみられ、一般民間企業による2009年のM&A総額は前年比で大幅に増額となり、引き続き積極的な展開がなされている。 また、国際財務報告基準(IFRS)へのコンバージョン/アドプションの流れのなか、のれん償却が廃止され、今後は、M&Aの失敗がのれんの減損により明示されることから、のれんの源泉ともいえるシナジー効果について、M&A取引成立前(プレM&A)における算定及び成果のトラッキングの重要性が増していくものと想定される。 かかる状況のなか、M&A取引成立後(ポストM&A)において、統合プロセスをいち早く開始し、かつ、そのプロセスを効果的にマネジメントしていくことが、M&Aの成果を着実に実現し、企業価値の創造を図るために必要といえよう。 本講演においては、まず、M&Aに関する実例等を参照し、シナジー効果の分類や算定アプローチを整理する。続いて、プレM&Aでの様々なデューデリジェンスにおいて、シナジー効果の発生見込みや統合後に想定される課題を把握する方法を検討する。最後に、ポストM&Aの統合マネジメント(ポスト・マージャー・インテグレーション:PMI)の実務及びその勘所について、講師らの豊富な経験に基づいて具体的に解説することとする。 |
詳細 |
1.M&Aとシナジー効果 ~シナジー効果に関する実例を参照しつつ ・シナジー効果の分類 ・シナジー効果の算定アプローチ 2.デューデリジェンスのポイント ・多様なデューデリジェンスとポイント ・シナジー効果とデューデリジェンス ~シナジー効果の発生見込みの把握のために ・統合実務を見据えたデューデリジェンス ~統合後の課題の把握のために 3.シナジー効果とPMI ・経営統合の範囲とPMIのプロセス ・統合タスクリストの作成ポイントと事例 ・領域別の検討ポイント ・クロスボーダーでのPMIのポイント 4.質疑応答/ディスカッション 【ストック・リサーチ経営研究セミナー】 |
お問合わせ |
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