船舶ファイナンスの実務と法的留意点 ~最近の状況を踏まえた留意点などを交えて~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2012-07-06(金) 13:30~16:30 |
講師 |
西村あさひ法律事務所 パートナー 渋川 孝祐 弁護士 1998年東京大学法学部卒業。06年ニューヨーク大学ロースクール卒業(LL.M.)。00年弁護士登録(第一東京弁護士会)。07年ニューヨーク州弁護士登録。船舶ファイナンス、航空機ファイナンスを中心とするアセット・ファイナンス取引、不動産流動化取引、買収ファイナンス取引その他のファイナンス案件を数多く手懸ける。開発途上国向け輸出金融等のクロスボーダー案件も多く取り扱っている。著作として「裸傭船取引の借主倒産時における裸傭船契約の取扱い」(海事法研究会誌、2010年8月号)など。 |
概要 | ※ご同業の方からのお申し込みはお断りさせて頂く場合がございますので、ご了承ください。 船舶ファイナンスは船舶という特殊な物件を対象とする専門性の高い金融取引分野であるうえ、ストラクチャーのバリエーションも多岐に渡っている。また、特にリーマン・ショック後の不況や急激な円高等の影響により、近時においては船主、オペレーターの倒産事例も増加し、そのリスクも案件組成時において看過できない検討事項となっている。本講演は、船舶ファイナンスに関与する実務家を対象に、こうした最近の状況を踏まえた留意点を含め、 船舶ファイナンスの法務と実務につき解説する。船舶ファイナンスのストラクチャーを整理した上で、レンダー等の視点から、担保の取得方法、関連当事者倒産時における取扱い、さらに船舶ファイナンスのドキュメンテーション上の留意点について解説する。また、近時増加している船舶ローンの売買取引における留意点についても触れる。 |
詳細 |
1.船舶ファイナンスのストラクチャー (1)コーポレートファイナンス (2)船主ローン (3)日本型オペレーティングリース取引(JOL) (4)シンセティックリース取引 (5)船舶保有ファンド (6)近時の動向 ~バラスト水管理条約等 2.船舶ファイナンスにおける担保 (1)船舶抵当 (2)傭船料 (3)保険金請求権 (4)保証 (5)建中期間における担保 3.当事者倒産時における取扱い (1)傭船者の倒産 (2)船主の倒産その他 (3)その他 4.船舶ファイナンスのドキュメンテーション上の留意点 (1)船舶担保ローンに特有の条項の概説 (2)船主の責任に関する法令・条約の概説 5.船舶ローンの売買取引における留意点 6.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい |
お問合わせ |
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