中国財閥系投資ファンド「シティック・キャピタル」の取組みと今後の戦略 具体的事例を交えて |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2010-11-17(水) 13:30~16:30 |
講師 |
シティック・キャピタル・パートナーズ・ジャパン ディレクター 井戸 剛士 氏 慶應義塾大学経済学部卒業。テキサス大学オースチン校ビジネススクール修士課程。89年東京銀行(現 三菱東京UFJ銀行)に入行。丸ノ内支店、営業本部(東京・大阪)等において大手商社、自動車部品会社をはじめとする製造業を担当。三菱証券(現 三菱UFJ証券)財務開発部においてクロスボーダーM&Aチームの初代ヘッドを務める等、M&Aアドバイザリー業務にも従事。旧・東京三菱銀行では労働組合に3年間専従し、03年には中央執行委員長を務めた。06年にディレクターとしてカーライル・グループに参画。09年より現職。 |
概要 | 日本においても、いわゆるバイアウト・ファンドによる投資事例も増え、漸くその活動も定着しつつある感がある。その一方で、大宗のファンドが投資先企業へのハンズオン支援を唱えるものの、真に付加価値あるサポートが提供できてきたのかという反省の声も聞かれる。近時、縮小する国内市場を抱える多くの日本企業にとって、アジア、とりわけ中国のマーケットを「内需」として取り込めるかが生き残りの鍵となるが、この点において日本企業は投資ファンドをどのように活用することができるのか。 中国有数の財閥系投資ファンド、シティック・キャピタル・パートナーズは2004年の日本進出後、国内中堅企業への投資、中国などアジア進出の支援等において実績を重ねてきたが、本年には第2号ファンドを新たに立ち上げており、報道によれば国内外の機関投資家からの資金調達により最終的に250億円から300億円程度のファンド設立を目指し、また既に複数の投資案件も明らかになっている。(2010年8月16日現在) 本講演では、同社の日本ファンドにおける投資に携わる講師の立場から、その活動実績や今後の戦略について解説する。そして、日本企業がどのようなチャイナリスクに遭遇し、これらをどう克服し中国展開を加速させてきたのかについて、具体的な事例研究も織り交ぜながら説明する。なお、第2号ファンドを巡る動きなど、最新の状況については、講演時点の状況に応じ、可能な限り言及する。 |
詳細 |
1.シティック・キャピタルについて ・ 中国有数の企業グループ「シティック・グループ」とは ~その全体像など ・ 日本ファンドのこれまでの活動実績 ~第1号ファンドの成果、第2号ファンドの最新動向 ・ 今後の日本における投資戦略 2.日本企業にとっての中国市場 ・ 高まる重要性、チャイナリスク ・ パートナー戦略 3.ファンドの活用、シティック・グループの活用事例 ・ 洋食器メーカーほか、第1号ファンドにおける実績 ~中国市場進出の成功事例など ・ ダンボールメーカーほか、第2号ファンドの現状と展望 4.質疑応答/ディスカション 【ストック・リサーチ経営研究セミナー】 |
お問合わせ |
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