金融機関における内部統制に関する最新動向及び課題 今後の改善方法や効率化等の対応とポイント、全社的リスクマネジメントの枠組み見直しなど |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2010-11-24(水) 13:30~16:30 |
講師 |
新日本有限責任監査法人 金融アドバイザリー・サービス部 GRC・リスクマネジメント担当 シニア・パートナー 公認会計士 森本 親治 氏 新日本有限責任監査法人 金融部 パートナー 公認会計士 岩崎 裕男 氏
【森本氏】 |
概要 | 銀行等の上場金融機関等へのJ-SOX適用から3年目を迎え、その実務は定着化しつつある。このような中、昨今では制度としての簡略化が模索されるとともに、各金融機関としてもその効率的な運用が経営課題となっている。さらに、財務報告上のリスクのみならず、あらゆるリスクの管理が、個別に行われていることによる組織の疲弊も話題に上がっている。 本講演では、このような課題を解決するためのヒントとなる方策について解説するものである。 まず過去2年の内部統制報告制度における実務対応等でみられた課題・反省点をもとに、3年目以降の対応(改善方法、効率化等)とそのポイントについて解説を行う。 次いで、J-SOXに関わる業務全般を効率化するにとどまらない全社的なリスクマネジメント(エンタープライズリスクマネジメント;ERM)の枠組みの見直し、あるいは、内部統制全般を経営にとって重要なリスクに対して最適化させようという試みに関する国内外の最新動向を解説する。 |
詳細 |
1.内部統制報告制度の課題とその対応について (1)過去の実務対応等でみられた課題・反省点 ・評価範囲について ・全社的な内部統制について ・業務プロセスに係る内部統制について ・不備の評価について (2)(1)を踏まえた今後の対応とそのポイント ・改善方法 ・効率化等 2.内部統制とリスク管理の高度化動向について (1)全社的リスクマネジメントの枠組み見直し ・重要リスクのマネジメントに関する経営層の不安、不満 ・リスクと統制の評価に関する現場の重複負担感 ・内部監査の位置づけと機能に関する不満 ・GRC導入による統合的リスクマネジメント実現への試み (2)リスクに見合った内部統制の最適化 ・リスク評価基準の統一化 ・リスクに応じた内部統制の効率的配置 ・統制活動の継続的モニタリング ・GRC導入による内部統制の最適化への試み 3.質疑応答/ディスカッション 【ストック・リサーチ経営研究セミナー】 |
お問合わせ |
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