公的年金積立金の運用基本方針について |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2000-12-08(金) 13:30~16:30 |
講師 |
東京大学大学院 経済学研究科 教授 ミシガン大学ミツイライフ金融研究所 所長 若杉 敬明 氏
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開催地 | アルカディア市ヶ谷 (東京都千代田区九段北4-2-25) |
詳細 |
2001年4月から、これまで資金運用部に預託されてきた公的年金・厚生年金、および国民年金の積立金が、厚生労働大臣(中央省庁改革により2001年1月厚生労働省が発足)によって自主運用すなわち市場運用されることになる。積立金の額は現在約144兆円であるが、これは長い年月を掛けて市場に出されていくのであり、これが一挙に市場で運用されるわけではない。しかし、その運用は市場に大きな影響を与えることは疑問の余地がない。もちろん、その運用成果は公的年金のあり方に大きな影響を与えることになる。現在、厚生省年金局長の私的研究会において、12月中を目途にその運用基本方針が検討されている。このセミナーではそこでの検討課題等について解説する。 講義詳細 1.公的年金自主運用への経緯 (1)財投改革と預託廃止 (2)公的年金積立金および郵貯資金の自主運用 2.公的年金自主運用の仕組み (1)社会保障審議会と年金資金運用基金 (2)委託運用と自家運用 3.運用基本方針 (1)アセットクラスと基本ポートフォリオ編成 (2)運用上の諸制約?組入比率・保有比率の制限等? (3)財投改革と経過措置?移行ポートフォリオと財投債引受? 4.運用上の課題 (1)受託者責任 (2)議決権行使のガイドライン (3)人材育成 5.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影等はご遠慮下さい |
お問合わせ |
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