【金融実務基礎講座】基礎から学ぶデリバティブ契約と交渉のポイント ドキュメンテーション等のポイント、その背景にある法的論点を交えて |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2011-09-16(金) 13:30~16:30 |
講師 |
森・濱田松本法律事務所 パートナー ニューヨーク州弁護士 江平 享 弁護士 96年東京大学法学部卒業、96年から98年日本長期信用銀行勤務。02年弁護士登録、07年コロンビアロースクール卒業、08年ニューヨーク州弁護士登録。著書・論文に“Security trust and parallel debt - how to create security in Japan for a group of creditors”(Euromoney, The Euromoney Asia-Pacific Capital Markets Handbook 2010, October 2009)、『米国会社法』(有斐閣、2009年、共著)など。金融取引を中心とする企業取引を専門とする。 |
概要 | デリバティブの契約書は、相当程度標準化が進んでいるものの、取引内容の複雑さや契約書の難解さから、その内容を正確に理解し、適切に交渉することは必ずしも容易ではない。また、標準化されているが故に、日常業務においては背景にある法理論や各契約条項の意図が意識されにくく、これらについて今一度正確な理解を得ておくことは有益であると思われる。 そこで、本講義においては、デリバティブの経験が必ずしも豊富でない実務家及び役職者や、基礎知識を体系的に整理・再確認したい実務家及び役職者を主な対象として、デリバティブ契約の基本的な内容とともに、実務に役立つ交渉のポイントについて解説する。その際、背景にある重要な法的論点については掘り下げた検討を行うこととし、また、デリバティブ契約に関する近時の議論や、近年仕組みが大きく変わったクレジットデリバティブのほか個別の取引類型についても適宜とり上げる。 |
詳細 |
1.デリバティブ契約の仕組み ~デリバティブ契約の全体構造を俯瞰し、その背景にある法的論点を確認 (1)契約書の種類及び構造 (2)一括清算について 2.基本契約 ~基本契約の構成を確認した上で、交渉のポイントとなる項目について解説 (1)法的論点(近時の議論を含む) (2)典型的な契約条項及び交渉ポイント 3.担保契約 ~担保契約の仕組み及び法的論点を検討した上で、交渉のポイントとなる項目について解説 (1)担保契約の種類及び法律構成 (2)典型的な契約条項及び交渉ポイント 4.個別契約 ~金利、為替、クレジットデリバティブ等、取引類型毎の留意点を個別に検討 (1)個別取引に応じた留意点 (2)クレジットデリバティブ 5.質疑応答 【ストック・リサーチ経営研究セミナー】 |
お問合わせ |
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