【金融実務基礎講座】多様な金融商品の時価評価 取引事例を用いた評価プロセス等を実務に即して解説 |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2011-10-06(木) 13:30~16:30 |
講師 |
有限責任あずさ監査法人 金融事業部 金融アドバイザリー部 ディレクター 佐上 啓 氏 92年に大手邦銀に入行、金利モデルおよび金利系エキゾチックデリバティブ評価手法の開発、信用リスク計測モデルに関する研究開発、システム構築に関する要件整理、制御手法に関する研究開発、バーゼルⅡ に関する数理理論の研究、社債、株、貸付に関する統合リスク評価モデルの研究開発、証券化商品/クレジットデリバティブの評価手法開発、国内の金融機関向けに信用リスク関連コンサルティング実施に従事。03年に朝日監査法人(現 有限責任あずさ監査法人)に入社、国内大手金融機関(政府系金融機関を含む)向けに、市場および信用VaRモデルのレビュー、バーゼルⅡ対応に係るアドバイザリー業務、地域金融機関向けに、市場および信用リスク計測モデル高度化に係るアドバイザリー業務、与信上限運営導入に係るアドバイザリー業務を実施。また、金融機関向けセミナーを多数実施。 |
概要 | 本講義は、金融商品の時価算定に関し、実際の商品を念頭に置いた評価について実務に即して解説することを目的とする。 金融商品の時価算定には現在、様々な評価モデルが存在し、なかでもブラック・ショールズモデルは、①原資産が多様であること、②わかりやすく解析解も多く存在すること、③市場においてもボラティリティがクォートされていること、等から実務的に広く用いられている。反面、このように汎用性はあるものの、モデルとしての制約も多く存在する。 本講義では、金融商品に係る実務に精通する講師の立場から、こうした実務面での特徴も踏まえつつ、様々な原資産(株価、為替、金利)の場合におけるブラック・ショールズモデルについて紹介したうえ、それらモデルを用いた評価手法について、実際の商品を用いた評価のプロセスを実務に即して解説することとする。 |
詳細 |
1.序論 (1)金融商品評価の原理 (2)ブラック・ショールズモデルの制約事項 (3)プレーンなオプションの評価式 2.ブラック・ショールズモデルを用いた評価手法 (1)解析解 (2)モンテカルロ・シミュレーション (3)二項ラティス 3.取引事例(仕組債)を用いた評価プロセス ~実際の商品、取引を念頭に実務に即して解説 ・日経平均リンク債・為替リンク債 ・コーラブル債 ・転換社債・優先株式 など 4.質疑応答 【ストック・リサーチ経営研究セミナー】 |
お問合わせ |
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