航空機ファイナンスの実務と法的留意点 ストラクチャードファイナンス取引を中心に、近時の動向等を交えつつ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2011-10-13(木) 13:30~16:30 |
講師 |
西村あさひ法律事務所 パートナー 渋川 孝祐 弁護士 98年東京大学法学部卒業。06年ニューヨーク大学ロースクール卒業(LL.M.)。00年弁護士登録(第一東京弁護士会)。07年ニューヨーク州弁護士登録。航空機ファイナンス、船舶ファイナンスを中心とするアセット・ファイナンス取引、不動産流動化取引、買収ファイナンス取引その他のファイナンス案件を数多く手懸ける。開発途上国向け輸出金融等のクロスボーダー案件も多く取り扱っている。船舶ファイナンスの実務と法的留意点、船舶ファイナンスにおけるデフォルト対応など、金融取引分野に関する講演多数。著作として「裸傭船取引の借主倒産時における裸傭船契約の取扱い」(海事法研究会誌、2010年8月号)など。 |
概要 | 航空機ファイナンスはかつての日本型レバレッジドリースの時代より数多く組成されている伝統的な金融取引分野ではあるものの、特殊な物件を対象とする専門性の高い分野であり、複雑なストラクチャーが組まれることも相俟って、一般の金融取引と比して、その認識や理解が十分なものであるとは言いがたい。他方、世界的金融危機以降の景気低迷、航空業界を巡る経営環境の激変などから、航空機ファイナンスを巡る環境にも変化が予想されるところ、複雑なストラクチャーや近時の動向を含む留意点に対して正確な理解を得ておくことは、今後の実務対応のうえで一層有効であるといえよう。 本講演は、航空機ファイナンスの法務と実務につき、ストラクチャードファイナンス取引を中心に解説するものである。ストラクチャリングについて、市場の実情を踏まえて説明したうえ、担保実務やドキュメンテーションの上での留意点について実務に即して解説する。 |
詳細 |
1.航空機ファイナンスのストラクチャー (1)日本型オペレーティングリース取引(JOL) (2)シンセティックリース取引 (3)航空機リース取引の証券化の可能性 (4)その他 2.航空機ファイナンスにおける担保 (1)航空機抵当 (2)リース契約上の権利譲渡 (3)保険金請求権譲渡 (4)瑕疵担保請求権譲渡 (5)ケープタウン条約 3.航空機ファイナンスにおけるドキュメンテーション上の留意点 (1)バック・トゥ・バック (2)航空機リース契約その他関連契約に特有の条項 (3)その他 4.質疑応答/ディスカッション 【ストック・リサーチ経営研究セミナー】 |
お問合わせ |
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