【金融実務基礎講座】為替デリバティブ取引の仕組みと実務上の留意点 実際の事例も交えつつ、仕組みとプライシングやリスク等に関する必須知識を解説 |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2012-01-17(火) 13:30~16:30 |
講師 |
株式会社QUICK 金融市場情報スペシャリスト リサーチアンドプライシングテクノロジー株式会社(RPテック) 取締役 藤崎 達哉 氏 新日本有限責任監査法人 金融部 エグゼクティブ・ディレクター 公認会計士 経済学博士 安達 哲也 氏
【藤崎氏」 |
概要 | 本講義では、為替デリバティブに関し、その取引市場の沿革、取引の仕組み、トレーディング上の留意点、プライシング及びリスク管理など、実務上の一連のイシューについて包括的に解説する。 為替デリバティブ取引は、輸出入における為替予約取引を用いる事業法人から複雑な取引スキームを駆使する金融機関まで、業種を問わず広く一般に利用されているにもかかわらず、その取引上の仕組みや抱えるポジションのリスクに対する理解は十分とはいいがたい。また、金融危機以降、OTCデリバティブ・ポジションに対する各国金融当局からのリスク管理上の指導が強化されたことに加え、バーゼル規制及びIFRS(国際財務報告基準)などの国際的規制からリスク管理面やディスクロージャー上の対応に関する厳しい要求があり、デリバティブのリスク特性に関する理解や、そのポジションに対するリスク管理の高度化は喫緊の課題となっている。 本講義は、当分野において長年の経験を有する講師らにより、各々の専門領域と豊富な実績に基づいて多角的かつ包括的に、また、実務に即してわかりやすく解説を行うものである。実際の事例も交え、取引の仕組みからプライシングまで、最新のトピックにも触れながら、為替デリバティブ取引に関する実務上の一連の流れをバランス良く解説していく。商品開発、リスク管理、開示対応または内部監査等の部門において知識を要する担当者及びその他為替デリバティブに携わる実務家を対象に、為替デリバティブ取引に関する必須の基礎知識の習得に資することを目的とする。 |
詳細 |
1.為替デリバティブ取引の仕組み ・市場概要と取引の仕組み ~どのような商品があるのか? ~1980年代に成立した為替デリバティブ市場の沿革(他の市場との相違点) ・為替連動仕組債の登場による為替デリバティブの長期化 2.為替デリバティブ取引に関わる実務上の留意点 ・市場データの意味・解釈 ~リスク・リバーサルとバタフライ ・市場の見方 ~デルタニュートラルストライク(DNS)とアットザマネーフォワード(ATMF) 3.為替デリバティブ取引のプライシング及びリスク管理実務 ・Garman-Kohlhagenモデルからの展開 ~金利一定の仮定の緩和 ~ボラティリティ一定の仮定の緩和 4.為替デリバティブ取引に関連する最新トピック ・金融危機後のイールドカーブの構築と為替デリバティブへの影響 ・為替デリバティブの評価技法 ~Vanna-Volga法の直観的な理解 5.質疑応答 【ストック・リサーチ経営研究セミナー】 |
お問合わせ |
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