米国発:最新金融イノベーション ~米国銀行・保険・証券・カード業界の最先端の金融技術革新 ~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2012-05-15(火) 13:30~16:30 |
講師 |
グローバルリサーチ研究所 代表 青木 武 氏 1989年慶応義塾大学卒、93年米国イリノイ大学院留学、99年ニューヨーク大学MBA 89年全信連(現信金中央金庫)入会、総合企画部、総合研究所NY駐在、NY支店次長等を経て2009年米国内にグローバルリサーチ研究所を設立 米国における金融・経済・マーケティング関連の調査・研修・ビジネスマッチング等を行う 週刊金融財政事情などに米銀の戦略等について連載執筆中 ニューヨーク証券アナリスト協会会員 (社)日本証券アナリスト協会検定会員 公認内部監査人(CIA) |
詳細 |
スマートフォンやソーシャルメディア、そしてクラウドなど消費者向け情報技術の進展とともに、米国では金融技術のイノベーションが急速に進んでいる。モバイルの世界では、モバイルバンキング、モバイルペイメント、そして証券・保険会社もより革新的で楽しいアプリ開発に邁進している。また、今や全世界で8億人以上が利用していると見られるFacebookや、毎日1億以上のつぶやきが飛び交うTwitterなど、ソーシャルメディアの爆発的な普及は、北アフリカの政治体制や米国人のライフスタイルだけでなく金融ビジネスをも大きく変えている。もはや、ソーシャルメディアは企業にとって逃げたり避けたりするものではなく、立ち向かい、積極的に利用すべき巨大メディアに成長している。さらに、金融機関が持つ膨大な取引データを利用してマーケティングに活かす「ビッグデータ」ビジネスも開花期を迎えている。このほか、米国では銀行・決済・保険・証券など金融の幅広い分野でベンチャー企業によるイノベーションが進んでいる。本セミナーは昨年12月にご好評いただいた「米国発」セミナーの続編であるが、内容はさらに最新のものにアップグレードしている。 講義詳細 1.モバイル戦略 銀行のモバイルバンキングでは、例えば仮想現実(AR)を利用したアプリなど、スマートフォンおよびタブレット向けに様々な専用アプリがそのユニークさを競っている。さらに顧客向けだけでなく、iPad等は行内用の業務用ツールとしての利用も模索されている。一方、保険会社では、自動車事故の報告やロードサイドサービスのような実用的なツールがアプリとしてリリースされている。証券会社では、モバイルでのトレーディングが容易に行えるアプリ、そしてマーケット情報が満載のアプリなどへと進化している。さらに、モバイルペイメント(決済)は今後飛躍的な成長が見込まれる有望な分野となっている。 2.ソーシャルメディア戦略 (1)ソーシャルメディアをビジネスにいかに活用するか 米国企業はどのようにソーシャルメディアを利用し、FacebookやTwitterを使い分けているのか、どのような頻度・内容の情報発信をしているのか、どのような態勢でソーシャルメディアに対応しているのか、実践的な情報をお伝えする。 (2)コンプライアンス ソーシャルメディアのリスクを恐れているのは米国金融機関も同じである。米国金融機関はソーシャルメディアのリスク査定、規程、リスク管理ベンダーの利用などにより、ソーシャルメディアの運用とリスクをどのようにコントロールしようとしているのか、最新の事例を探る。 3.ビッグデータ戦略 金融機関の持つ膨大なデータを利用して、クーポンやポイント制度に活かそうという取組みが進んでいる。さらに、金融と関連深い不動産の査定やクレジットスコアリングなどにおいても、データ分析の活用が進んでいる。 4.その他の金融技術革新 米国では、大手金融機関だけでなく、革新的な金融・ITベンチャーが次々と新しいアィディアを競っている。その中でも特に日本の関係者にとって興味深い事例をご紹介する。 5.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい |
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