トップライン増強を実現する消費者信用業界の事業戦略 |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2012-01-12(木) 13:30~16:30 |
講師 |
一般社団法人 金融財政事情研究会 月刊『消費者信用』編集長 浅見 淳 氏 1960年生まれ。83年社団法人金融財政事情研究会に入社。以後「週刊 金融財政事情」「月刊 消費者信用」の編集部に在籍し、リテール金融、ノンバンク分野を主なフィールドにし取材活動を続けている。89年より4年間、「月刊 消費者信用」の編集長を務めた後、「週刊 金融財政事情」に移り、2001年、同誌の編集長に就く。03年4月から、ふたたび「月刊 消費者信用」の編集に携わる。28年間、消費者信用産業と銀行のリテール部門をフィールドに取材活動を続けている。 |
開催地 | アルカディア市ヶ谷 (東京都千代田区九段北4-2-25) |
詳細 |
業法改正の影響が出尽くしつつあり、過払金返還も収束しつつあるいま、クレジット会社、消費者金融会社は“反転攻勢” を合言葉に、事業戦略の再構築に動き出した。金融事業の縮小で落ち込んだトップラインをどう引き上げていくかが最大の課題だが、クレジットカード業界では「送客モデル」を見直すことで、会員活性化、加盟店業務の収益性向上を図ろうとする動きが出てきた。また、ペイメントの分野では、ビジネスモデルの多様化、スマートフォンの活用が進んでおり、決済インフラの大転換が起こる可能性が高まっている。送客とペイメント革命を融合させたビジネスモデルも登場した。一方、消費者金融市場では、大手消費者金融会社が新体制でシェア競争を展開する一方、メガバンク以外の新興銀行がプレゼンスを高めつつある。収益拡大に向けて動き出した消費者信用業界の競争環境の変化と注目される事業戦略を紹介する。 講義詳細 1.反転攻勢に打って出る消費者信用業界 (1)業法改正の影響 (2)過払金返還請求の動向 (3)再編、新経営体制への移行完了 (4)武富士再建、プロミスの銀行子会社化 2.消費者金融市場の競争環境 (1)戻り始めてきた顧客 (2)総量規制下でのシェア争奪戦 (3)SMFG&プロミスの描く戦略 (4)新生武富士の成長可能性 3.新興銀行勢のローン戦略 (1)レイクブランドを展開する新生銀行 (2)無担保ローン3万件の住信SBIネット銀行 (3)12年に本格展開するオリックス銀行 (4)ポイントで利用促進図る楽天銀行 (5)信用情報機関のインフラ見直しの気運高まる 4.クレジットカード会社の送客モデル (1)送客モデルはなぜ必要か (2)クレディセゾンのビジネスモデルの研究 (3)JCBのビジネスモデルの研究 5.さらに進展するペイメント革命 (1)国際ブランドが推進する新しいプロダクト (2)スマートフォンのカード端末化とPOS革命 (3)リアルへの進出をもくろむワレット型決済 (4)ヤフー&JCBの革新モデル (5)ペイメント革命を勝ち抜くにも送客モデルが不可欠 6.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい |
お問合わせ |
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