金融機関におけるオペレーショナル・リスク管理のポイントと実践研究 |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2011-12-06(火) 13:30~16:30 |
講師 |
日本リスク・データ・バンク株式会社 取締役常務執行役員 稲葉 大明 氏 早稲田大学理工学部数学科卒、一橋大学大学院国際企業戦略研究科金融戦略コース修了。あさひ銀行を経て、日本リスク・データ・バンク株式会社入社。現在、同社取締役常務執行役員。オペレーショナル・リスク、信用リスクの共同DB事業に従事、各種講演実績多数。著書に「【実践】オペレーショナル・リスク管理」(近日刊行予定)、「中小企業『格付け』取得の時代」(共に金融財政事情研究会)がある。 |
開催地 | アルカディア市ヶ谷 (東京都千代田区九段北4-2-25) |
詳細 |
オペレーショナル・リスクは、銀行経営が始まったその日から存在し、金利リスク、信用リスクと全く変わらず、極めて重要な管理対象です。ただ違うところは、自行の能動的判断によるリスク取得ではなく、受動的であり、回避することがそもそもできない特殊なリスクであることと、リターンは潜在損失の抑え込みという、可視化が難しい特殊性を持つことにあります。この特殊性がオペレーショナル・リスク管理に手詰まり感を与えてしまうのです。そこで今回は、バーゼルⅡを起点とした、オペレーショナル・リスク管理に対する国際的な規制潮流とその「基本的」な考え方を俯瞰した上で、金融機関側の解釈とその経営実践の基礎について考えます。そして、『オペレーショナル・リスクの共同データベース』 とその活用に関して、発足までの経緯や期待される効果などを通して、あらためて「共同データベース」の必要性を再確認し、その代表的な活用方法について紹介いたします。 講義詳細 1.オペレーショナル・リスク管理の動向と基礎知識 (1)オペレーショナル・リスク管理の定義とその動向 (2)バーゼルⅡが求めるオペレーショナル・リスク管理 (3)オペレーショナル・リスク管理の実務 (4)オペレーショナル・リスク計量 2.共同データベースの必要性とその効用 (1)共同データベースの組成まで (2)共同データベースの概要 (3)共同データベースの課題と今後の対応 3.オペレーショナル・リスク管理の実践・実例研究 (1)オペレーショナル・リスク管理体制の整備 (2)オペレーショナル・リスク分析 (3)オペレーショナル・リスク管理実践の基礎 (4)共同データベースを活用したオペレーショナル・リスク管理の実践 ~ リスク削減活動実例、活用する体制の構築例 他 4.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい |
お問合わせ |
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