外国籍公募・私募投信の法的諸問題 ~ルクセンブルグにおけるファンド関連法律制度の改正を含む~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2011-03-10(木) 13:30~16:30 |
講師 |
東京青山・青木・狛法律事務所 パートナー 小野 雄作 弁護士
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開催地 | アルカディア市ヶ谷 (東京都千代田区九段北4-2-25) |
詳細 |
ルクセンブルグにおけるファンドに関する法律の改正およびケイマンのファンドとの違い等を検討し、日本で販売される外国籍ファンドと国内籍ファンドが投資制限を中心にどのように法的に異なっていて、且つどのようなメリットとデメリットを有するか比較し(会社型投信と契約型投信の比較を含む)、2009年の売出しに関する金融商品取引法の改正に伴い、(i) 私募要件がどのように変更されたか、(ii) 外国籍ETFにどのような影響を与えたかを検討し、ならびに外国籍公募投信と私募投信の解散の場合の手続きおよび投信法上の届出の実務等を検討し、金融商品取引法、投信法、税法等に関する実務上の法的問題点を分かりやすく解説して外国籍投信の商品設計を行う際に少しでもお役に立てていただきたいのが今回のセミナーの狙いです。 講義詳細 1.ルクセンブルグにおけるファンドに関する法律の改正 (1)ルクセンブルグ籍ファンドに関する法律の改正点 (2)ルクセンブルグの新しい実務(スイング・プライス) (3)ケイマン籍のファンドとルクセンブルグ籍ファンドとの違い 2.外国籍ファンドと国内籍ファンドの投資制限を中心とした比較 (1)外国籍ファンド(日本で販売されるファンドが外国籍の場合)の要件 (2)国内籍ファンド(日本で販売されるファンドが国内籍の場合)の要件 (3)会社型ファンドと契約型ファンドの違い (4)ファンド・オブ・ファンズによる運用と投資信託委託業者による運用の再委託との比較 3.私募投信の要件(金融商品取引法による改正点を中心に) (1)小人数私募の要件(契約型と会社型) (2)プロ私募の要件(契約型と会社型) (3)私募の転売制限の告知義務 4.金商法の改正が外国籍ETF に与える影響 (1)法定開示義務の免除 (2)「外国証券情報」の提供・公表 5.投信法上の届出の実務 (1)届出の時期と内容 (2)変更届出書の提出時期と内容 (3)会社型投信の場合の変更届出の提出 (4)重大な変更に該当するかどうかの問題点 6.外国籍投信の解散 (1)解散の手続きおよびスケジュール (2)解散の場合の日本における提出書類の問題点 (3)公募の場合の解散が困難になるファンド設定を防ぐストラクチャー 7.投資顧問会社が外国籍投資信託を勧誘する場合の注意点 8.外国籍ファンドによる日本の投資顧問会社への運用委託 (1)ヘッジ・ファンド等の外国籍ファンドが日本の株式に投資する場合の法的仕組 (2)日本の投資顧問会社がPE(恒久的施設)に該当するかどうかの問題 (3)PE(恒久的施設)についての新立法およびそのガイドライン 9.投資信託の現在の税制(公募・私募、会社型・契約型) 10.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい |
お問合わせ |
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