「反社会的勢力リスク管理体制」整備の実務プロセス ~リスク管理体制整備の実践プロセスと、企業が直面する課題の克服~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2010-06-14(月) 13:30~16:30 |
講師 |
アメリカンファミリー生命保険会社 法律顧問 弁護士 大野 徹也 氏 1998年4月明治大学政治経済学部卒業 98年10月司法試験合格 2001年弁護士登録 名川・岡村法律事務所入所 07年4月アフラック(アメリカンファミリー生命保険会社)に入社し、同社企業内弁護士として法律顧問職を務める。現在、日本弁護士連合会民事介入暴力対策委員会委員、同経済活動・取引活動に関する部会副部会長、東京弁護士会民事介入暴力対策特別委員会委員、同企業暴排部会副部会長 反社会的勢力対応・体制整備に関する出版として、「民事介入暴力対策マニュアル(第4版)」(ぎょうせい、2009、共著)、「反社会的勢力リスク管理の実務」(商事法務、2009、共著)等 |
開催地 | アルカディア市ヶ谷 (東京都千代田区九段北4-2-25) |
詳細 |
平成19年6月に「企業が反社会的勢力による被害を防止するための指針」(政府指針)が策定され、平成20年3月にはこれを受ける形で金融庁の各金融機関向監督指針が改正された。各社とも政府指針や監督指針に沿った体制整備を進めているが、依然、現場からは「何をどこまでやればよいのかわからない」「反社会的勢力のデータがないので対応ができない」というような声を聞く。また、一応対応を終えたという企業においても、政府指針・監督指針が求める趣旨が十分に理解されていない結果、不十分な対応で終わっているケースも少なくない。本セミナーでは、各指針が求める反社会的勢力対応に係る内部統制システムを反社会的勢力リスク管理体制と位置付け、生命保険会社企業内弁護士として反社会的勢力リスク管理体制整備支援を行っている立場から、改めて反社会的勢力リスクやその管理体制の意義、体制整備の過程で企業が直面する課題とその克服法・思考法、具体的な体制整備手順について、実務担当者の目線から解説を行う。 講義詳細 1.反社会的勢力リスクの意義と最新情勢 2.反社会的勢力リスクを管理するということの意味 3.反社会的勢力リスク管理体制整備にあたって企業が直面する課題とその克服 (1)何をどこまでやるか論 (2)反社会的勢力の定義論 (3)反社会的勢力の情報・データ論 (4)遮断すべき取引の範囲論 4.反社会的勢力リスク管理体制の具体的な整備手順 (1)担当者がまず手をつけなければならないこと (2)基本方針の決議、経営トップの宣言の内容とその方法 (3)反社会的勢力リスク管理部門の設置方法とその役割 (4)反社会的勢力リスク管理部門を拝命したらまず着手すべきこと (5)規程・マニュアルの整備範囲、整備方法、着眼点 (6)取引相手の審査体制・情報収集体制の導入方法とその考え方 (7)反社会的勢力排除条項の効能とその導入範囲・具体的導入方法 (8)研修・教育の導入方法と実施方法 (9)外部専門機関との連携方法 (10)整備した体制の機能検証方法の重要性の再認識 5.関係遮断の実際 6.反社会的勢力リスクの今後 7.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい |
お問合わせ |
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