リテール金融企業の新しいマーケティングコミュニケーション |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2009-07-17(金) 13:30~16:30 |
講師 |
某金融機関 ゼネラルマネージャー 吉川 祥一 氏 大手外資系医薬・化粧品メーカーにてセールスおよびマーケティングに従事 その後ウォルトディズニージャパン、そしてナイキジャパンにてPRマネージャー、ブランドコミュニケーションのゼネラルマネージャーとして5位だったナイキサッカーをシェア2位まで引き上げた実績を持つ外資系大手コンピューターソフト会社の日本支社でセールスとマーケティング担当の副社長を歴任し、現在は某金融機関にてゼネラルマネージャーとしてリテール部門の強化に務めている マーケティング関連の書籍(ブランディング成功法)や寄稿なども手がけている |
開催地 | アルカディア市ヶ谷 (東京都千代田区九段北4-2-25) |
詳細 |
2008年のいわゆる金融ショック後世界経済は大幅に低迷している。日本経済も大きな影響を受け、いまや大企業でさえもリストラやコスト削減を通じて復活にかける企業が多い。しかし日本の経済、もっと具体的に言うと経済活動の基本と言える消費が落ち込んでいるのは金融ショック前から生じていたことではないだろうか。なぜ消費がおちこんでいるのか?消費者・生活者のほしいと思うものが昔と比べ少なくなっているからである。すでに人々は色んな商品を所有し、サービスを知っている。高度成長期の時代から今やすべての産業がコモディティ化された社会になってしまったのである。このような状況下の中で、今までと同じ事業展開やマーケティングをしていても難しい状態である。金融業界も同じである。今必要なものはコモディティ化された社会で企業はマーケティングのあり方を変えていく必要がある(ここで言うマーケティングとは宣伝広告や販売促進の意味ではない。売れるための仕組み作りである)。この講義を通じてこれからの新しいマーケティングのあり方を他業界のケースを含めながら金融業界がどのように変わらなければいけないのかを説明する。 講義詳細 1.今と昔-何。顧客の商品の決定プロセスが変わった (1)「欲しいから買う」から「なぜ買う必要があるのか」 (2)ウエブがもたらした顧客の購入までの行動変化 2.ビジネス参入モデル (1)新カテゴリー創出 (2)必要最低限のサービスで価格をおさえる 3.4つの値創造-いかに価値創造し、ストーリーを構築するか? ~ 他業界の事例を含めて ~ 経験価値、独自価値、他 4.STPマーケティングの行き詰まり-新しいマーケティング思考法 (1)碁盤の目が無くなった (2)TPOで考える 5.広告が通じない。広告の役割を変える-統合型コミュニケーション (1)昨日見た広告覚えてますか? (2)顧客の記憶に留めなければ予算の無駄 6.リテールビジネスのあり方 ~ 他社業界の成功事例をふまえ ~ 7.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい |
お問合わせ |
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