金融検査の緊急課題と戦略的コンプライアンス |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2009-05-14(木) 13:30~16:30 |
講師 |
プロモントリー・フィナンシャル ジャパン 常務取締役 (元金融庁監督局・検査局・総務企画局各総括補佐) 堀本 善雄 氏 1990年東京大学経済学部卒業 同年大蔵省に入省し、米国ハーバード大学大学院留学後、世界銀行審議役に就任 2000年より金融庁に入り、監督局総務課、銀行第二課(地域銀行担当)、検査局総括補佐、総務企画局官房を歴任 その後、財務省文書課企画官、福田政権での総理官邸の総理補佐官秘書官を経て、2008年9月より現職 |
開催地 | アルカディア市ヶ谷 (東京都千代田区九段北4-2-25) |
詳細 |
グローバライゼーションの下、日本の経済、金融は、地域金融も含め、世界経済と一体となって変動し、各金融機関の経営を揺さぶりつつある。こうした世界的な危機においては、リスクの顔が次々と変化し、急速に拡大する。金融経営においては、あらゆる危機のシナリオのアンテナを張り巡らし、それへの対応に備えなければならない。地域金融は、大きな転換点を迎えつつある。自己資本比率規制の見直しの議論、貸し渋り問題、不良債権の突然死、利益相反管理態勢、反マネーロンダリング、銀行・証券の垣根の撤廃など様々な意味で従来の延長線でのリスク管理やコンプライアンスが有効ではなくなりつつある。本講では、それら「旬」のリスクについて説明を行う。 講義詳細 1.検査重点事項と緊急課題 (1)リスク管理態勢 ~ 証券化商品への対応 ~ 有価証券運用態勢の見直し ~ ストレステスト等 (2)顧客・利用者保護 ~ 利益相反管理態勢の構築 (3)円滑な中小企業融資 ~ 貸し渋り問題への対応 ~ 金融検査マニュアル別冊中小企業融資編の活用 (4)総合的なリスク管理の重要性 ~ 指摘事例 ~ 評定制度への取り組み ~ リスクリポーターの試み 2.経営戦略の再編成の見直し (1)リレバン戦略の限界 (2)中期経営戦略の見直しの必要性 3.コンプライアンス態勢の再構築の必要性 (1)肥大化するコンプライアンスコストへの対応 (2)新たなコンプライアンスの概念と金融庁のベターレギュレーション (3)内部監査の強化と効率化 4.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい |
お問合わせ |
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