企業年金運用態勢の強化 |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2012-06-27(水) 13:30~16:30 |
講師 |
マーサージャパン株式会社 インベストメント部門 取締役 古宇田 義規 氏 コンサルタント 秋和 由佳 氏
【古宇田氏】 |
開催地 | アルカディア市ヶ谷 (東京都千代田区九段北4-2-25) |
概要 | 2002年4月に施行された確定給付企業年金法の最大の目的は「受給権保護」にある。積立義務、受託者責任、情報開示が受給権保護をするための3つの統一基準となっている。それから10年が経過しようとした矢先、本年2月にAIJ投資顧問による企業年金資産の消失問題が発覚した。様々な議論がなされる中、与党民主党も、年金積立金運用のあり方及びAIJ問題等検証ワーキングチームを立ち上げ、同様な問題の再発防止に向けた中間報告(案)を発表し、再発防止に向けた様々な制度改革が検討されているようだ。また、別のところでは、年金資産を管理する信託銀行の資産管理体制についても見直しの議論が開始された。しかし、こうした規制強化や制度改革が行われさえすれば、同種の事件は防げ、問題は再発しないのだろうか。このセミナーでは、今回の年金資産消失の本質的な問題を検討するとともに、このような規制強化が図られる中、法的規制を形骸化せず、実際に意味のある運用態勢を構築し、確定給付企業年金法が目指している受給権保護をどうしたら確保できるかという点を考察する。 |
詳細 |
1.AIJ投資顧問問題が提起した課題 (1)情報開示と実績の判断 (2)資産管理とファンドスキーム (3)その他 2.日本における年金運用態勢の変遷 (1)厚生年金基金制度下における運用自由化促進 (2)代行返上後の年金基金運営 (3)求められる年金ガバナンス 3.海外での年金運用態勢について(米国の事例) (1)運用基本方針の作成プロセス (2)コミッティチャーターについて ①アドミニストレイティブ・コミッティ ②インベストメント・コミッティ 4.今後の課題及び取り組み (1)望ましい年金運営態勢 (2)各論 ~外国籍ファンドの利用 5.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい |
お問合わせ |
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