金融リテール新時代のクロスチャネル戦略 |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2008-08-06(水) 13:30~16:30 |
講師 |
株式会社野村総合研究所 金融ITマネジメントコンサルティング部 上席システムコンサルタント 五十嵐 文雄 氏 1985年野村コンピュータシステム(現 野村総合研究所)に入社 大手金融機関の国内および海外現地法人のシステムの企画開発に長年関わった経験を活かし、金融インフラに関わる法制度の変化を捉えた金融機関のビジネス企画に着目 金融機関のITを活用したリテール金融ビジネスの企画から業務設計のコンサルテーションを多数実施 |
開催地 | アルカディア市ヶ谷 (東京都千代田区九段北4-2-25) |
詳細 |
わが国の多くの金融機関はリテール金融分野の強化を打ち出し、具体的なアクションを起こす段階にある。金融関連法制の整備により、金融の業際の壁は低くなり、ひとつの金融機関で、銀行商品、投資性商品や保険商品など様々な金融商品・サービスを提供することが可能になってきたことにより、金融機関の役割も大きく変わりつつある。また、ITとネットワークの進化が著しくATM、コールセンター、インターネットなどのセルフ型チャネルの利用の範囲が拡大している。欧州においては、ここ数年、多様化するチャネルと店舗を改めて重視する流れのなかで、従来のチャネル毎の戦略を見直し、複数のチャネルを横断的に考えるマルチチャネル部門を設置し、改めてチャネル戦略を見直す金融機関が増えている。我々は、店舗、ネット、コールセンターなどの各取引チャネルを、単に形態の異なるチャネルとしてとらえるのではなく、相互にシナジーを生むようにチャネルを連携させることをクロスチャネル戦略と位置づけ、多くの点で日本のリテール金融環境と共通点が見られる欧州の銀行のリテール金融マーケットでの取組みを交え、ますます競争が激しくなるわが国におけるリテール金融マーケットで勝ち抜くためのクロスチャネル戦略のポイントをご紹介する。 講義詳細 1.金融機関の役割の変化 (1)金融関連制度の動向 (2)競争環境・チャネル動向 (3)製販分離 2.リテール金融のサービス提供のあり方 (1)金融総合口座サービス (2)ライフイベントから見た商品・サービス提供 (3)チャネル×商品から見た商品・サービス提供 3.マルチチャネル・サービスの現状 (1)チャネルサービスの現状 (2)投資信託、変額年金保険などの販売における課題 4.欧州リテール金融での取り組み (1)欧州リテール金融機関のチャネル動向 (2)クロスチャネルへの取り組み 5.日本の金融機関への示唆 ~クロスチャネルの実現に向けたポイント 6.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい |
お問合わせ |
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