ナローバンク誕生のインパクト ~イトーヨーカドーにおける銀行業進出の戦略と影響~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2000-02-09(水) 13:30~16:30 |
講師 |
経営コンサルタント 丹羽 哲夫 氏
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開催地 | アルカディア市ヶ谷 (東京都千代田区九段北4-2-25) |
詳細 |
小売業の高収益企業イトーヨーカドーグループが、突然日本債権信用銀行の買収にソフトバンクなどとともに名乗りをあげ、産業界に衝撃を与えた。さらに、事業会社としても初めてであり、金融史上初のナローバンク(決済専門銀行)の事業認可を申請し、新たなビッグバンを引き起こそうとしている。この戦略の背景を分析し、ナローバンクの概要と戦略展開に伴う各業界への影響を予測する。 講義詳細 1.欧米で顕在化する小売業の銀行業進出 (1)イギリスでの相次ぐスーパーマーケット銀行の登場 (2)アメリカでもウォルマートが計画 2.銀行業進出の背景 (1)伸びない店舗販売 (2)増大するプラットホーム (3)旧態依然とした既存銀行のサービス 3.「ナローバンク」構想 (1)隠された金融再生手法 (2)各種の物品販売や金融サービスの決済による手数料収入 (3)莫大な無利息資金 (4)他社との共同出資会社の設立 4.あらゆるネット販売と金融サービスの取り組み (1)本だけでなく、通販商品は対象となる (2)生命保険、損害保険、投資信託、債券も対象となる 5.マニュファクチャラー部門が弱い金融機関を淘汰していく (1)単品管理される金融商品 (2)売れ筋評価=金融機関の選別基準 (3)自由参加の外資系金融機関 6.次の戦略目標 (1)電子マネーの取り組み (2)ネットバンキングへの進出 7.他の優良事業会社の進出予測 8.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影等はご遠慮下さい |
お問合わせ |
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