投資サービス法等、金融市場関連法案を巡る国会動向 |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2006-03-03(金) 13:30~16:30 |
講師 |
参議院議員(民主党) 大久保 勉 氏 1984年京都大学経済学部卒 同年東京銀行入行 為替資金部、ニューヨーク支店等で資本市場業務に従事 94年モルガン・スタンレー証券入社 Vice President 98年Managing Directorに就任 クレジット開発部長兼金利派生商品部長 2004年同社退社後、参議院議員初当選(福岡県選出、民主党)現在 参議院財政金融委員会、災害対策特別委員会に所属。民主党税制調査会事務局次長 著作「エクセレントバンク」、「米国債券投資のすべて」、「グローバルスタンダード」、「スワップ革命」すべて共著、論文「新金融資本主義」、「クレジットデリバティブ」、他多数 |
開催地 | アルカディア市ヶ谷 (東京都千代田区九段北4-2-25) |
詳細 |
不良債権問題も一服し、金融市場の自由化や金融技術革新に対応した新しい金融市場法制制定の動きが始まった。私は、これまで金融市場に長く従事した経験から、会社法、銀行法、保険業法の改正案等における国会審議過程で金融庁に対して多くの提言や提案を行ってきました。これらの具体例を紹介しながら、日本における新しい金融市場法制の枠組みや金融業政のあり方を検討します。 講義詳細 1.最近の国会での問題提起例 (1)金融検査の問題点と改善策 (2)会社法 821条擬似外国会社 (3)三角合併における税制のあり方 (4)敵対的買収と銀行融資業務のあり方 (5)保険の不払い問題 (6)証券取引法関連 2.投資サービス法に関連して (1)既存の利用者保護法制の対象外の金融商品の出現 (2)業法と業者による管理の限界 (3)「業者の保護・育成」から「公正な競争促進」と「消費者保護」へ (4)市場取締強化と裁判外紛争処理強化 (5)市場機能強化と公正な価格形成の確保 3.金融サービス・市場法制定までに整理すべき課題 (1)金融部門関連官庁の組織編成 (2)銀行法、保険業法などの既存の業法との関係 4.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影等はご遠慮下さい |
お問合わせ |
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