【リバイバル配信】保険行政の動向を踏まえた保険業界に求められる実務対応

受講区分 オンライン
開催日時 2025-01-20(月) 13:00~13:00
講師 弁護士法人大江橋法律事務所
パートナー弁護士
(元:金融庁監督局保険課)
平田 省郎 氏

経歴:2014年に入所後、2018年アメリカ留学を経験。その後、2019年から2021年まで任期付公務員として金融庁監督局保険課で監督業務に従事。2021年7月から事務所に復帰し、金融庁における経験を踏まえながら、保険会社・少額短期保険事業者に対して保険業法・保険法に関して幅広くアドバイスを行う。
資格:日本法弁護士(登録)、NY Bar(合格)

概要 ※本セミナーは2025/1/17に開催・収録したセミナーの<a href="https://seminar-info.jp/ondemand/">リバイバル配信</a>です。

【本セミナーで得られること】
・近年の保険行政に関する理解
・保険行政を踏まえた実務対応

【推奨対象】
保険会社を中心とした金融事業者のコンプライアンス部門・リスク管理部門、内部監査部門、
営業部門、代理店管理部門、経営企画部門の実務担当者並びに経営者・管理者クラスの方々

【概要】
昨今、保険業界を取り巻く状況はめまぐるしく変化をしています。
2024年3∼6月にかけては「損害保険業の構造的課題と競争のあり方に関する有識者会議」が開催され、保険会社による保険代理店等への過度の便宜供与等や、保険金不正請求問題、さらには独禁法のカルテル問題も議論がされました。また、かかる有識者会議の内容を引き継ぐ形で、2024年9月から「損害保険業等に関する制度等ワーキング・グループ」も開催されており、保険業法の改正もあり得る状況となりました。
また、その影響は保険業界に限りませんが、金融サービスの提供及び利用環境の整備等に関する法律では顧客に対する最善利益義務が法定されるとともに、顧客本位の業務運営に関する原則も改訂されることとなりました。
これらの金融行政の動きを踏まえて、保険業界でも対応を検討していく必要があります。
そこで本セミナーでは、最近の保険行政の動きを概観するとともに、今後必要となる実務的な対応について検討・解説したいと思います。
詳細 1.損害保険業の構造的課題と競争のあり方に関する有識者会議の議論
(1)顧客本位の業務運営の徹底
(2)健全な競争環境の実現
(3)その他の論点(特別利益の提供禁止)

2.損害保険業等に関する制度等ワーキング・グループの議論
※今後開催されるWGの議事録等を参考に解説いたします。

3.法令等の改正・改訂
(1)最善利益義務
(2)顧客本位の業務運営に関する原則

4.保険会社における実務対応
(1)最善利益義務と比較推奨
(2)大規模乗合代理店に対する監督のあり方
(3)外貨建保険
(4)保険金支払査定・不正請求事案
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