<人気講座>金融機関における事務ミス改善と事務リスクカルチャー醸成のポイント

~ケーススタディを踏まえて~
受講区分 会場
オンライン
開催日時 2025-03-12(水) 13:30~16:30
講師 デロイト トーマツ リスクアドバイザリー合同会社
金融サービス
シニアマネジャー
田宮 秀樹 氏

経歴:政府系金融機関勤務後、大手監査法人を経て監査法人トーマツ入社。
金融機関のリスク管理高度化に対するアドバイス及び内部監査支援を実施。事務リスク管理は、大手保険会社、大手クレジットカード会社、地方銀行等に態勢構築支援を経験。
資格:公認内部監査人 、公認情報システム監査人 、システム監査技術者、公認情報セキュリティマネージャー 、内部統制評価指導士
書籍:「個人情報保護法改正が外部委託先管理に与える影響」 (Financial Regulation 2014冬号) 「リスク管理は新領域へ」(金融財政事情 2018年9月)「非財務リスク管理の実務第4章サードパーティリスク」 きんざい

開催地 カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内)
概要 【本セミナーで得られること】
・事務リスク管理に関する基礎的な知識と理解
・事務リスクにおけるプロセス改善の観点
・作業者のスキルに依存しない組織的な取り組み

【推奨対象】
金融機関のオペレーショナルリスク管理責任者・事務リスク管理実務担当者、内部監査部門、事業会社

【概要】
金融機関における事務リスクの報告は、顕在化事象の報告と原因分析を中心に管理を行っています。一方、事務ミス統括部門では現場からの報告の蓄積に留まり、全社的な事務ミスの分析や、デジタルリスクやサードパーティリスクなど新しいリスクへの対応に不安を持つ声も聞かれます。また、分析に基づく改善策の効果測定や組織的な事務リスクカルチャーの必要性も新たな課題として認識されています。
本セミナーでは、ヒューマンエラーの分析手順、分析事例、DXを利用したプロセスの可視化・改善ポイントと事務リスクカルチャー浸透に向けた取組について、受講者の皆様とのオンラインリアルタイムアンケートを活用した参加型ケーススタディにて、分析過程をご紹介します。
詳細 1.金融機関のオペレーショナルリスク管理における事務リスクの位置づけ
(1)事務リスク管理体制・役割 役割の整理とリスク所管部の関わり方
(2)事務リスク管理結果の活用 収集した情報からのケーススタディ(参加型ケーススタディ)
(3)事務統括部門が行う事務ミス分析と改善モニタリング

2.ヒューマンエラーへの対応
(1)ヒューマンエラーの代表的な分析手法
(2)ヒューマンエラー対応の限界
(3)プロセス改善によるヒューマンエラー防止事例(参加型ケーススタディ)

3.事務プロセスのデジタル化の進展と活用
(1)DXツールの種類と導入のポイント、デジタルリスク
(2)ミスの起きにくい事務プロセスの構築
(3)事務プロセスの可視化と整理の観点(参加型ケーススタディ)

4.事務リスクカルチャーの醸成
(1)事務ミス報告態勢の課題、現場主導の改善の限界
(2)事務ミスの分析・対策の優先順位付け、アンケート設問項目の観点
(3)事例に基づく事務リスクカルチャーのアンケート分析と浸透度の確認(参加型ケーススタディ)

5.質疑応答
※事前質問がございます場合は、お申し込みフォーム「連絡事項欄」もしくは「お問い合わせフォーム」にて、ご連絡ください。
※ライブ配信当日にチャットからも、随時書き込んでいただけます。
※講義中の録音、ビデオ・写真撮影はご遠慮ください。
お問合わせ 株式会社セミナーインフォ  セミナー運営事務局
TEL : 03-3239-6544   FAX : 03-3239-6545   E-mail : customer@seminar-info.jp