<対談実施!>金融機関におけるコンダクトリスク管理とカルチャー監査実践のポイント |
受講区分 |
会場 オンライン |
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開催日時 | 2025-01-24(金) 13:30~16:30 |
講師 |
プロアクト法律事務所 渡邉 宙志 氏 パートナー弁護士 PwC Japan有限責任監査法人 大野 大 氏 シニアマネージャー
【渡邉 宙志 氏】 |
開催地 | カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内) |
概要 | 【本セミナーで得られること】 ・コンダクトリスクに関する基礎的な知識と理解 ・コンダクトリスク特定の手法 ・発見統制の強化手法に関する知識 ・過去の不祥事事例からの学び ・カルチャー監査に関する基礎的な知識と理解 ・カルチャー監査の具体的な実践のアプローチ ・カルチャー監査のありがちな失敗例 ・カルチャー監査の提言において目指すべきこと 【推奨対象】 金融機関のコンプライアンスリスク管理部門、内部監査部門、経営企画部門の責任者・実務担当者 【概要】 <第一部>(講師:渡邉 宙志 氏) 昨今、金融機関における不祥事が増えてきています。その中には「コンダクトリスク」が顕在化したといえるような事例も数多く、各金融機関では、コンダクトの維持・向上、ミスコンダクトの早期発見・対応が大きな課題となっています。 本セミナーでは、近時の金融機関等における不祥事を紹介しながら、コンダクトリスクの特定に関する手法やミスコンダクトの発見統制について解説していきます。 <第二部>(講師:大野 大 氏) コンダクトリスクは文字通り役職員の「行為(コンダクト)」に起因するリスクであり、その抑制のためには行動様式に対する監査(=カルチャー監査)が必要です。 しかしながらカルチャー監査についてはその対象、実施手法、提言の内容等について模索が続いており、いまだベストプラクティスを確立している企業は多くありません。 そこで本セミナーでは、豊富な自身の支援経験に基づき、本邦金融機関における事例を踏まえて、カルチャー監査の実践手法や提言の方向性について解説を行います。 2024年9月に公開された金融庁のモニタリングレポートにおいて触れられている内容も考慮し、今後のカルチャー監査のあるべき姿についても考察していきますので、カルチャー監査の実施を予定している内部監査部門の方や、監査受ける予定の部門の方にも有益な内容になります。 |
詳細 |
13:30~14:30 <第一部>「事例から学ぶコンダクトリスク管理の要点と発見統制体制構築のポイント」(講師:渡邉 宙志 氏) 1.コンダクトリスクについて (1)コンダクトリスクとは (2)顧客本位の業務運営の原則とコンダクトリスク 2.近時の事例から学ぶコンダクトリスク (1)SMBC日興証券相場操縦事件 (2)仕組債に関する不適切勧誘問題 (3)ビッグモーター保険金不正請求問題・損害保険価格調整問題 (4)三菱UFJフィナンシャルグループの顧客情報不正流用 (5)日本郵政による顧客情報の不正流用 3.ミスコンダクト発見統制の体制構築 (1)発見統制の重要性 (2)コンダクトリスクの特定 (3)ボトムアップを意識した情報の収集 (4)リスク情報への積極的なアプローチと1線・2線・3線それぞれの役割 (5)カルチャー監査の重要性 14:35~15:35 <第二部>「カルチャー監査の実践と課題:本邦金融機関の事例を踏まえて」(講師:大野 大 氏) 1.カルチャー監査への期待と果たすべき役割 (1)カルチャー監査とは (2)2024年9月の金融庁モニタリングレポートのポイント (3)カルチャー監査が果たすべき役割 2.カルチャー監査の進め方 (1)カルチャー監査のアプローチ (2)カルチャー監査の実践事例 (3)よくある失敗事例と成功に向けたポイント 3.カルチャー監査による提言の方向性 (1)カルチャー改革に向けて内部監査は何を提言すべきか (2)提言の事例紹介 (3)まとめ 15:45~16:30 <第三部> 講師対談・質疑応答(講師:渡邉 宙志 氏・大野 大 氏) ※事前質問がございます場合は、お申し込みフォーム「連絡事項欄」もしくは「お問い合わせフォーム」にて、ご連絡ください。 ※ライブ配信当日にチャットからも、随時書き込んでいただけます。 ※講義中の録音、ビデオ・写真撮影はご遠慮ください。 |
お問合わせ |
株式会社セミナーインフォ セミナー運営事務局 TEL : 03-3239-6544 FAX : 03-3239-6545 E-mail : customer@seminar-info.jp |