<2025年>これからの地銀ビジネスと地銀再編の展望

~金利上昇と異業種進出で進む地銀二極化~
受講区分 会場
オンライン
開催日時 2024-12-05(木) 9:30~12:30
講師 株式会社マリブジャパン
代表取締役
高橋 克英 氏

経歴:株式会社マリブジャパン代表取締役。事業構想大学院大学客員教授。三菱銀行、シティグループ証券、シティバンク等にて四半世紀、主に銀行クレジットアナリスト、富裕層向け資産運用アドバイザーとして活躍。2013年金融コンサルティング会社マリブジャパンを設立。1993年慶應義塾大学経済学部卒。2000年青山学院大学大学院 国際政治経済学研究科経済学修士課程修了。日本金融学会員。
著書に『銀行ゼロ時代』(2019年)、『人生100年時代の銀行シニアビジネス事例』(2020年)、『なぜニセコだけが世界リゾートになったのか』(2020年)、『地銀消滅』(2021年)など多数。

開催地 カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内)
概要 銀行免許を持ち、上場する株式会社である地銀の最大の強みは、信用力と人材にあります。
地銀の主要なビジネスが、異業種によるネット銀行やスマホ証券などに代替されるなか、[1]金利のある世界と地銀再編、[2]異業種の参入と地銀への影響、[3]これからの地銀ビジネス、に分けて明らかにしていきます。 
本セミナーでは、既存ビジネスに固執せず、お花畑的な「地域活性化」策から脱却し、デジタルイノベーションを活用しながら、「顧客目線と収益目線」を持つ「稼げる地銀」には、明るい未来が待っていることを解説します。

【本セミナーで得られること】
・地銀に関する知識と理解
・デジタルリテール金融を取り巻く現状と今後
・地銀における価値創造とビジネス戦略

【推奨対象】
金融機関の営業部門、経営企画部門、リスク管理部門、システム会社
詳細 第1部【金利のある世界と地銀再編】
(1)金利上昇と日銀金融政策の行方
(2)利ざや拡大か不良債権増加か
(3)国債など有価証券含み損
(4)「規模の経済」と地銀の二極化
(5)公的資金返済と第二地銀
(6)デジタルバンクランに備える
(7)地銀20兆20グループ時代へ
(8)なぜ地銀再編の成功事例がないのか
(9)預金獲得競争の可能性

第2部【異業種の参入と地銀への影響】
(1)ネット銀行が預金総取りの可能性 
(2)ドコモ銀行進出とデジタル金融の行方
(3)JR東日本、JALなどネオバンクの拡大
(4)デジタル給与払いによる銀行中抜きリスク
(5)スマホ銀行に転換か、DX企業入りか
(6)地銀デジタル銀行の3つの選択肢
(7)地銀に足りないワクワク感・エンタメ感
(8)有人店舗の削減と海外拠点はどうなるのか

第3部【これからの地銀ビジネスとは】
(1)核となる富裕層・シニア・不動産ビジネス
(2)個人向け資産運用ビジネス最前線
(3)苦戦する地銀証券子会社3つの選択肢
(4)高まる対面需要と富裕層ビジネス3つのポイント
(5)金融商品販売を「やる」か「やらない」のかの選択
(6)電力など新規子会社事業は上手くいくのか
(7)半導体・アリーナ&スタジアム・インバウンドの恩恵
(8)自己資本比率と格付けが再評価される日

質疑応答
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