【リバイバル配信】<2024年版>事例・事象から読み解く国内キャッシュレス決済のしくみと最新動向

~クレジットカード不正被害額が過去最大に、コード決済、BNPLなどが堅調~
受講区分 オンライン
開催日時 2024-06-27(木) 13:00~13:00
講師 山本国際コンサルタンツ合同会社
代表
山本 正行 氏

経歴:インテル、決済ブランド会社のマスターカード、ビザを経て、2005年に独立。
現在は山本国際コンサルタンツ合同会社代表、株式会社アリアドネ・インターナショナル・コンサルティング代表取締役、株式会社まちと学びのイノベーション研究所代表取締役社長、明治学院大学法学部講師、など。
決済サービスの専門家で、企業の決済関連事業のアドバイザリーなどを務める。行政の役も多く、国民生活センターなどと連携し、電子決済が絡む消費者問題の解決も支援。
書籍:「カード決済業務の全て」(きんざい)、「キャッシュレス決済最前線」(キャッシュレス決済研究会)など多数。

概要 ※本セミナーは2024/6/26に開催・収録したセミナーのリバイバル配信です。

2023年度はキャッシュレス決済比率が40%に迫り、政府が進める2025年までに同比率を40%とする目標の達成がほぼ確実といえる状況になりました。しかし、クレジットカードの不正被害額が過去最大の540.9兆円となり、セキュリティ対策強化が重要課題にもなっています。
国内のキャッシュレス決済ビジネス動向をみれば、コード決済が14兆円を超え、各地で地域通貨などのローカルマネーの実装が進むなど、スマホを用いたサービスの普及が進む状況です。利用額でみれば90兆円を超えるクレジットカードが最も多いものの、コード決済、タッチ決済やプラットフォーム等を通じて支払われる機会が増えており、クレジットカードが黒子化する傾向も表れています。2023年度を振り返れば、AIの採用、銀行とクレジットカードサービスの連携、デジタル給料払い、全銀システムの開放、デジタル円(CBDC)、地域通貨の導入、等の動きも話題といえるでしょう。
また、キャッシュレス決済の仕組みの基本について解説された文献や講義が少ない点が課題の一つです。本講義では、キャッシュレス決済の基本を解説し、それに続き国内外の動向と、それが事業者にもたらす影響、事業者が認識すべき事柄など、幅広く解説する予定です。

【本セミナーで得られること】
・キャッシュレス決済ビジネスに関する基礎的な知識と理解
・決済のしくみ、ビジネスモデル、課題、国内外動向、など

【推奨対象】
クレジットカード会社、銀行等の決済サービス実務担当者、決済サービス事業者、キャッシュレス決済関連システムを担うシステム会社、金融セクター機関投資家、等
詳細 1.国際カードブランドのしくみ
(1)Visa/Mastercard/JCBなどのしくみ(クレジット・デビット・プリペイド)
(2)海外と国内の違い
(3)ブランドデビット・プリペイドの処理の違い

2.国際カードのビジネスモデルとシステム
(1)手数料構造(加盟店手数料、IRF:Interchange Reimbursement Feeなど)
(2)IRFと加盟店手数料の動向と課題
(3)決済ネットワーク(国際ブランド、CAFIS、CARDNETなど)

3.その他キャッシュレス決済のしくみ
(1)スマホ決済(コード決済/タッチ決済)
(2)デジタルプラットフォームとキャッシュレス決済 

4.事例・事象から見るキャッシュレス決済の最新動向と今後の展望
不正被害が過去最大、タッチ決済乗車券が浸透、デジタル給料払い、全銀システムの開放、
少額送金「ことら」、CBDC(デジタル円)、BNPL、銀行・クレジットカードの連携、
地域通貨とWeb3.0、等(予定)
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