【リバイバル配信】金融商品会計基準改正における貸倒引当金算出手法の課題と実務 ~準備は何時、何を、誰が行う必要があるのか~ |
受講区分 | オンライン |
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開催日時 | 2024-02-08(木) 13:00~13:00 |
講師 |
EY新日本有限責任監査法人 パートナー 喜多 和人 氏 アソシエートパートナー 八ツ井 博樹 氏 シニアマネージャー 田中 謙介 氏
【喜多 和人 氏】 |
概要 | ※本セミナーは2024/2/7に開催・収録したセミナーのリバイバル配信です。 現在、企業会計基準委員会(ASBJ)にて金融商品会計基準改正の議論が進んでいます。この中で大手行を想定したステップ2の議論については一定の結論が導かれ、IFRS (国際財務報告基準)に概ね準拠する形となりました。また、中小・地域金融機関を想定した基準の開発については、今後議論が深められることになっており、方向性としてはIFRS 第9号を出発点として、適切な引当水準を確保したうえで実務負担に配慮した会計基準を目指すこととなっています。 IFRS第9号では、将来予測モデルの導入を含む様々な対応が必須となっています。既にいくつかの金融機関では、貸倒引当金算出に際して将来予測モデルを導入しているケースもありますが、その他多くの金融機関では、初めての取組となります。 特に、実務的に負荷が大きいと考えられる将来予測モデルの設計においては、以下の論点について整理していく必要があり、運用の開始後はこれらの論点を検証することが重要なテーマにもなります。本セミナーでは、将来予測モデルの導入おける各種論点について議論します。 ・セグメントの区分 ・リスクパラメータの推計 ・シナリオの設定 ・将来情報の反映 ・内部統制及びガバナンス体制の構築 ・情報開示 【本セミナーで得られること】 ・貸倒引当に関する基礎的な知識と理解 ・ASBJにおける検討状況 ・フォワードルッキング引当に関する基礎的な知識と理解、実務対応 ・セグメント区分、リスクパラメータの推計、シナリオの設定 ・将来情報の反映、内部統制及びガバナンス体制の構築、情報開示 【推奨対象】 金融機関、財務・会計・リスク管理・審査・監査部門の実務担当者 |
詳細 |
1.金融機関における課題と検討すべきタイミング (1)共通事項 (2)主要行向け (3)地域金融機関向け (4)保険会社・その他向け 2.ASBJにおける検討状況について (1)主要行への要求事項(ステップ2) (2)地域金融機関への要求事項の見通し(ステップ4) (3)IFRSコンバージェンスに関する主な論点 (4)外国銀行の取組状況 3.フォワードルッキング・モデル概論 (1)フォワードルッキング・モデルの全体感(複数モデルの役割) 4.セグメンテーション (1)セグメンテーションの考え方 (2)セグメンテーションの構築実務 (3)セグメンテーションの検証手法(バックテスティング) 5.パラメータ推計モデル(PD推計等) (1)パラメータ推計モデル概要 (2)マクロ経済指標の選択 (3)TTCからPITへの変換 (4)パラメータモデル検証手法(バックテスティング) 6.シナリオモデル (1)複数シナリオの設定 (2)シナリオ発生確率の考え方 (3)シナリオモデル検証手法(バックテスティング) (4)マクロ経済指標の選択 7.対応プロジェクトのイメージ (1)主要行におけるプロジェクト (2)地域金融機関におけるプロジェクト アンケート回答者の約91%がセミナー内容について「大変満足」「満足」と回答! ~参加業界~ 政府系銀行、システム、信用金庫、信用組合、カード、外国銀行、行政機関、信託銀行、生命保険、損害保険、都市銀行、農協、リース、事業会社 ~受講者の声~ ================================ IFRSにおける貸倒引当金が網羅されており、説明や資料がとても分かりやすく、内容も良かったです。 パラメータ推計の考え方や業務背景、またIFRS導入済みの海外の事例等分かりやすく参考になり、理解できました。 ================================ |
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