生成AIを巡る日欧の法規制および最新動向を踏まえた実務上の対応ポイント

~日本法のみならず、EUのGDPRやAI法への実務上の対応も解説~
受講区分 会場
オンライン
開催日時 2023-10-19(木) 10:00~12:30
講師 TMI総合法律事務所
弁護士
野呂 悠登 氏 

(のろ ゆうと)
経歴:TMI総合法律事務所弁護士。データに関連する国内外の法規制を主に取り扱う。元個人情報保護委員会事務局参事官補佐(2017~2018)、キングス・カレッジ・ロンドン修了(知財・情報法LLM 、2021)、Simmons & Simmons法律事務所のロンドンオフィス(Digital Business Team、2022~2023)。

著書等:『個人情報管理ハンドブック[第5版]』、『プライバシーポリシー作成のポイント』、「The Italian supervisory authority temporarily suspended ChatGPT」、「AIによる個人情報の取扱いの留意点」等がある。

開催地 カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内)
概要 ChatGPTをはじめとする生成AIの急速な普及等により、生成AIを業務に実際に活用する企業が増えています。
しかし、日本法において、生成AIは新たな法的論点を生じさせており、その利活用に無用な法的リスクが生じないように、生成AIの利用に関する法的留意点を理解しておく必要があります。また、EUにおいて、生成AIを巡ってGDPRの執行がなされているとともに、新たなEU AI法によって厳しい規制が置かれようとしているため、EUの動向を踏まえて実務対応を行う必要があります。
本セミナーでは、本年6月まで英国の法律事務所で欧州のデータ保護・IT関連規制の実務に携わっていた講師が生成AIを業務で実際に活用する企業向けに、生成AIの日欧の法規制への総合的な対策を解説します。

【本セミナーで得られること】
・生成AIに関する日本及びEUの法規制の基礎的な知識と理解
・生成AIに関する日本及びEUの法規制への実務対応の在り方

【推奨対象】
金融機関の法務部門、リスク管理部門、内部監査部門、IT企画部門、システム部門、デジタル・データ・AI関連部門の責任者・実務担当者、生成AIを自社内で利用し、又は他社に提供する企業の法務・情報セキュリティ部門の担当者又は実務担当者、生成AIを巡る国内法及びEU法の最新動向に興味のある方
詳細 1.生成AIの基本知識と法的論点
(1)生成AIとは
(2)生成AIの企業におけるユースケース
(3)生成AIを巡る日欧の法的論点

2.生成AIを巡る日本の法規制と実務対応
(1)データの入力段階の法規制(個人情報・著作物・営業秘密・機密情報の入力等)
(2)データの出力段階の法規制(個人情報・著作物・登録商標・登録意匠と同一又は類似の出力、生成物の著作権等)
(3)実務対応(生成AIの社内ガイドライン等)

3.生成AIを巡るEUの法規制と実務対応
(1)現行法における生成AIの規制(GDPR等)
(2)2023年に成立が迫る新法における生成AIの規制(EU AI法案等)
(3)実務対応(AIシステムマッピング、ギャップ分析、実装等)

4.質疑応答
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お問合わせ 株式会社セミナーインフォ  セミナー運営事務局
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