金融機関に求められるTNFD最終化による自然資本及び生物多様性への対応とビジネス機会

受講区分 会場
オンライン
開催日時 2023-10-24(火) 13:30~16:30
講師 EY新日本有限責任監査法人
喜多 和人 氏 パートナー
船木 博文 氏 シニアマネージャー

【喜多 和人 氏】
(きた かずと)
EY Asia-Pacific 金融サービス 気候変動・サステナビリティ・サービス(CCaSS)リーダー 兼 サステナブルファイナンスリーダー
経歴:外資系投資銀行を経て現職。サステナビリティ対応に関して、EYのアジア太平洋地域における金融部門の責任者として、グローバル・ネットワークを生かしたチームを組成。本邦の金融機関に対して、TNFD対応、ネットゼロ推進、ESGインテグレーション、TCFD対応、非財務情報の第三者保証等様々な関連サービスを提供。
資格:公認会計士

【船木 博文 氏】
(ふなき ひろふみ)
経歴:大手金融機関を経て現職。国内の金融機関向けの会計監査業務に長年従事後、現在はTNFD対応、気候変動、人的資本等の各種サステナビリティ関連のアドバイザリー業務を提供。
2020年から2年間、金融庁企画市場局企業開示課に在籍し、「記述情報の開示の好事例集」の取りまとめ等を担当。
資格:公認会計士

開催地 カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内)
概要 近年、企業における自然資本・生物多様性への取り組みの重要性が急速に高まっています。昨年開催された生物多様性条約(CBD)第15回締約国会議(COP15)では、生物多様性の新たな枠組が採択され、それを受けて国内でも生物多様性国家戦略が閣議決定されています。さらに、本年9月には自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)の最終提言が公表される予定であり、企業には、自然への依存と影響の関係やリスク、機会等を把握し、企業経営への影響を分析し、開示することが期待されます。
本セミナーでは、昨今の自然資本・生物多様性に関連した国内外の動向について、可能な限り最新の情報を元に、TNFDの最終提言の概要や今後、金融機関に求められる対応について、先進的な取組事例等も踏まえながら解説いたします。

【本セミナーで得られること】
・自然資本・生物多様性に関する基礎的な知識と理解
・TNFDフレームワークの最終提言に関する理解
・自然資本・生物多様性に関するリスクと事業機会
・金融機関における実務対応のポイント
・他社の最新動向

【推奨対象】
金融機関の経営企画部門、サステナビリティ部門、財務部門、リスク管理部門、システム会社、初級~中級レベル

《 関連セミナーはこちら》
<a href="https://seminar-info.jp/entry/seminars/view/1/6048">「金融機関におけるサステナビリティ情報開示に関する内部統制および第三者保証について」</a>
詳細 1.生物多様性に係る国内外の動向
(1)ネイチャーポジティブ・生物多様性保全の考え方
(2)昆明・モントリオール生物多様性枠組
(3)生物多様性国家戦略2023-2030
(4)国内外のイニシアティブの動向
(5)生物多様性関連のビジネス

2.TNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース)フレームワーク
(1)最終版の全体像
(2)ベータ版0.4からの主な変更点
(3)LEAPアプロ―チ
(4)金融機関向けガイダンス

3.金融機関における取組み
(1)金融機関にとってのリスク・事業機会と求められる対応
(2)投融資ポートフォリオの分析手法
(3)国内外の先進的な取組事例
(4)LEAP分析の検討プロジェクト事例

4.その他
(1)諸外国のサステナビリティ開示の動向と今後の方向性
(2)第三者保証
(3)TNFD及び他の開示規制を含めた全体最適の推進方法

5.質疑応答
※事前質問がございます場合は、お申し込みフォーム「連絡事項欄」もしくは「お問い合わせフォーム」にて、ご連絡ください。
※ライブ配信当日にチャットからも、随時書き込んでいただけます。
お問合わせ 株式会社セミナーインフォ  セミナー運営事務局
TEL : 03-3239-6544   FAX : 03-3239-6545   E-mail : customer@seminar-info.jp