郵政民営化のインパクト

受講区分 会場
開催日時 2004-11-29(月) 13:30~16:30
講師 経営企画研究所 代表
丹羽 哲夫 氏

詳細 郵政民営化が動き出し、来年の通常国会に法案が出される予定である。反対論も多紆余曲折は予想されるが、既に郵政公社は民営化に向けた戦略を展開している。ヤマト運輸との訴訟は兆候に過ぎず、本当の衝撃は金融再編成において予想される。その想定シナリオともたらされる影響について具体的に予測を行なう。

講義詳細
1.決定した経営体制とスケジュール
(1)2007年4月に特殊会社化
(2)2017年までに持株会社化
(3)郵貯と簡保は経営独立可
(4)曲折が予想される事業ルール
(5)既に動き出している民営化対策

2.隠れたメガバンクの登場(郵貯)
(1)既存メガバンクを凌ぐ預金量
(2)最大の懸案事項
(3)狙いをつける証券会社と異業種
(4)密かに進められている弱点対策
(5)想定シナリオとそのインパクト
 
3.巨大な生保会社が動く(簡保)
(1)最大ネットワークを持つ保険会社
(2)明記されていないユニバーサルサービス
(3)政府保証分と非保証分の行方
(4)想定シナリオとそのインパクト

4.金融再編成へのインパクト
(1)金融再編成途上での郵政民営化
(2)トリガー(引き金)となる想定シナリオ
(3)都銀・地銀・信金・生保・損保・証券各業界に与えるインパクト

5.システム進化が問われる物流企業(郵便)

6.重要事項の確認と質疑応答

※ 録音・ビデオ撮影等はご遠慮下さい
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