金融機関における今後の気候変動リスク管理と開示対応 ~シナリオ分析・GHG排出量・目的設定、ストレステスト、内部管理、開示~ |
受講区分 | オンライン |
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開催日時 | 2022-12-20(火) 13:30~16:30 |
講師 |
有限責任監査法人トーマツ マネージングディレクター 森 滋彦 氏
(もり しげひこ) |
概要 | TCFD開示は、2022年4月の市場改編によるプライム上場要件としての対応で一巡した感もありますが、気候変動リスク管理は現在進行形で進化が続いておりこれへの不断の対応が必要となります。まずは、進化し続ける気候変動リスク管理の概要として内外の規制動向を俯瞰し、COP27の議論もフォローします。次に、TCFDシナリオ分析やGHG排出量計量・目標設定の足元のアプローチを説明します。次に、2022年になって、英中銀、金融庁・日銀と相次いで公表された気候変動ストレステストを説明し、これらの内部管理への活用について解説します。さらに、2022年以降の活発の動きとして、ISSB、SSBJ等を中心とした、TCFDの開示基準動向について解説します。 【本セミナーで得られること】 ・気候変動リスク管理の最新動向(規制、シナリオ分析、GHG排出量、ストレステスト、内部管理、開示)に関する知識と理解 ・上記気候変動リスク管理の最新動向における実務対応 【推奨対象】 金融機関の気候変動関係リスク管理実務に従事される方、リスク管理部門、監査部門、サステナビリティ関連部門 |
詳細 |
1.進化し続ける気候変動リスク管理 (1)国内外の気候変動リスクに関する最新動向 (2)COP27のポイントと今後への示唆 (3)TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)→TNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース、自然資本全体へ) 2.進化するシナリオ分析とGHG排出量計量・目標設定 (1)NGFSシナリオとパラメーター(シナリオ分析) (2)GHG排出量のセクター別目標設定とEngagmenet (3)カーボンクレジット市場への期待 3.進化する気候変動ストレステストと内部管理 (1)金融庁・日銀の気候変動ストレステストと英中銀のストレステスト (2)内部管理への活用(ICAAP、キャピタル配賦、RAFのKPI等) (3)自己資本充実評価のストレステストと気候変動ストレステスト 4.進化する開示 (1)ISSB(国際サステナビリティ基準審議会)の開示とSSBJ(日本サステナビリティ開示基準委員会)の動向 (2)邦銀開示動向(2022年開示を中心に) (3)先進開示事例 5.質疑応答 ※事前質問がございます場合は、お申し込みフォーム「連絡事項欄」もしくは「お問い合わせフォーム」にて、ご連絡ください。 ※ライブ配信当日にチャットからも、随時書き込んでいただけます。 |
お問合わせ |
株式会社セミナーインフォ セミナー運営事務局 TEL : 03-3239-6544 FAX : 03-3239-6545 E-mail : customer@seminar-info.jp |