【リバイバル配信】金融庁の問題意識を踏まえた保険募集管理体制の構築

~保険モニタリングレポート等を読み解く~
受講区分 オンライン
開催日時 2023-01-12(木) 13:00~13:00
講師 弁護士法人大江橋法律事務所
弁護士
平田 省郎 氏
(元:金融庁監督局保険課)

(ひらた せいろう)
2014年に入所後、2018年アメリカ留学を経験。その後、2019年から2021年まで任期付公務員として金融庁監督局保険課で監督業務に従事。2021年7月から事務所に復帰し、金融庁における経験を踏まえながら、保険会社・少額短期保険事業者に対して保険業法・保険法に関して幅広くアドバイスを行う。
資格:日本法弁護士(登録)、NY Bar(合格)

概要 ※本セミナーは2022/12/21に開催・収録したセミナーのリバイバル配信です。

近年、金融庁は保険会社及び保険代理店の行う保険募集について、顧客本位の業務運営の確立を強く求めています。その一環として、金融庁が発表する予定の保険モニタリングレポートや保険代理店監督の高度化に向けたパッケージ策を読み解きながら、金融庁の問題意識や、保険会社として取るべき対応方法等を解説させていただきます。また、近時に発生した行政処分等も題材にして、保険会社において実務上注意すべき点にも触れさせていただきます。

※本セミナーでは最新の情報をお届けするため、講演項目が一部変更となる可能性がございます。

【本セミナーで得られること】
・金融庁が保険募集に関して有している問題意識
・保険会社・保険代理店が行う保険募集に関する実務上の留意点
・保険募集においてコンプライアンス違反が生じた場合の対応方法

【推奨対象】
保険会社・保険代理店における保険募集に従事される方やコンプライアンス部門・内部監査部門のご担当者様
詳細 1.保険モニタリングレポート
(1)営業職員管理体制の高度化
(2)外貨建て保険の募集管理等の高度化
(3)顧客本位の業務運営
  (a)重要情報シートの活用 (b)企業文化の浸透 (c)当局との対話

2.保険代理店監督の高度化に向けたパッケージ策
(1)事業報告書の見直しポイント
(2)保険会社による代理店管理の高度化(乗合代理店に対する業務品質評価基準等)
(3)金融庁・財務局の連携による保険代理店へのモニタリング

3.コンプライアンス違反が起きた場合の対応
(1)顧客への対応(契約取消・解除等の対応を行うか等)
(2)当局への対応(不祥事件届出等の必要性)
(3)3線管理の見直し

4.直近の行政処分等のご紹介・留意点
(1)保険金の額を削減した事例
(2)節税保険の販売事例

~受講者の声~
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乗合代理店に対する業務品質評価基準について、金融庁や生保協会の動きを踏まえながら、生保と損保の温度感や捉え方の違いについてご説明いただき、参考となりました。

講義のなかでも特に、後半の行政処分のケーススタディはリアルなお話が聞けて有益であった。具体的な事例をもとにした保険業法や・監督指針の解釈などは非常に参考になった。
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