船舶ファイナンスの実務 ~想定される法的リスクとその留意点~ |
受講区分 |
会場 オンライン |
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開催日時 | 2022-10-13(木) 13:30~16:30 |
講師 |
PwC弁護士法人 パートナー弁護士 神鳥 智宏 氏
(かんどり ともひろ) |
開催地 | カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内) |
概要 | 船舶ファイナンス取引は、伝統的なアセット・ファイナンス取引の一つですが、取引ストラクチャーが複雑であったり、パナマやリベリアをはじめとする海外の法律事務所との連携が必要となる案件も多いうえ、実務上、船舶特有の留意事項もあります。また世界的な経済情勢の影響を受けて船価や傭船料が大きく変動する可能性があり、なかにはプロジェクト関係者の経済的な破綻等によりリストラクチャリングが必要となる案件がでてくる可能性も否定できません。 本セミナーでは、船舶ファイナンス取引の基本的な事項について、典型的なストラクチャーをもとに説明したうえ、各契約及び担保設定に関して、レンダーや投資家の立場から検討するべきリスク要因を指摘しつつ、対応方法につき解説します。 【本セミナーで得られること】 ・船舶ファイナンス取引に関する基礎的な知識と理解 ・特に担保契約等に関する実務対応の理解 【推奨対象】 金融機関の船舶ファイナンス実務担当者、審査・リスク管理担当者、船舶ファイナンスに関心のある方など |
詳細 |
1.船舶ファイナンスの概要 (1)船舶ファイナンスの必要性と特徴、環境関連についての業界動向 (2)船舶ファイナンスのリスク (3)典型的なストラクチャー 2.船舶ファイナンス (1)新造船に対するファイナンスと中古船に対するファイナンスとマネロン (2)船舶売買契約 (3)金銭消費貸借契約 (a)ローン条件とリスク対応 (b)シンジケートローンの留意点 (4)船舶抵当権設定契約 (a)船籍による違い (b)Quiet Enjoyment letter (5)傭船料譲渡担保契約 (a)裸傭船契約 (b)定期傭船契約 (6)保険金譲渡担保契約/保険金質権設定契約 (a)保険の種類 (b)対抗要件 (7)社員持分/株式質権設定契約 (8)その他 3.竣工前の船舶に対するファイナンス (1)ファイナンスの必要性 (2)発注者に融資する貸付人に提供される担保 (a)造船契約上の発注者の地位の譲渡担保 (b)建造中の船舶に対する抵当権 (c)社員持分/株式質権設定契約 (d)親会社保証 (3)Refund guaranteeなど 4.質疑応答 |
お問合わせ |
株式会社セミナーインフォ セミナー運営事務局 TEL : 03-3239-6544 FAX : 03-3239-6545 E-mail : customer@seminar-info.jp |