銀行窓販全面解禁と保険チャネルの最新動向 |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2004-08-31(火) 13:30~16:30 |
講師 |
ナカザキ・アンド・カンパニー 保険ジャーナリスト 中崎 章夫 氏
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開催地 | アルカディア市ヶ谷 (東京都千代田区九段北4-2-25) |
詳細 |
2004年3月31日の金融審議会報告書で2007年3月までに銀行窓口での保険販売の全面解禁の方向が打ち出された。現在、圧力販売などを考慮した弊害防止措置をめぐって検討が進んでいる。保険業界内には根強い反対論もあるが、最後で最大のチャネル「銀行」が本格的に保険販売に乗り出すことで、年金市場のみならず保障性商品のマーケットを拡大するのか。またその場合、既存のチャネルはもとより保険会社の経営にどのようなインパクトをもたらすものなのか、いまだ銀行窓販をめぐり先行き流動的な状況ではあるが、ジャーナリスティックな観点から現時点での問題点を整理してみるとともに、その影響度合いを多面的に想定してみた。チャネル動向については専業を中心に今後の代理店業態の方向性については現場取材に基づきレポートしてみたい。 1.銀行の保険販売と窓販問題の歴史的経緯の簡単な概括 (1)別働隊代理店での販売 (2)銀行本体での保険販売(窓販) 2.3年後全面解禁シナリオの意味するもの 3.欧米と日本における窓販問題の共通性と相違 (1)米国、カナダの実情 (2)ドイツ、フランス、イギリスの実情 4.銀行窓販の実態 5.弊害防止措置は機能するのか? (1)銀行の融資先への販売 (2)情報管理 (3)銀行の保険販売と保険会社への影響 (4)新弊害防止措置の実効性とモニタリング (5)融資がらみの圧力販売を防ぐ制度的措置とは (6)コンプライアンス体制確立、苦情・紛争処理体制の確立 6.段階的解禁の影響度合いを読む (1)今後の部分解禁の対象種目 (2)保険業界の対応状況 (3)3年後の生・損保全面解禁と影響 (4)マーケット別影響度合い予測 (5)銀行本体参入と別働隊代理店の役割 7.窓販から出てくる派生的問題・・・顧客のチャネル選択 (1)保険会社の健全性 (2)業界再編、シェア変動 (3)リスク管理 (4)構成員契約規制の緩和への導火線 8.促進される代理店チャネルの構造改革 (1)代理店チャネルはどう変わるか (2)「プロ」の定義が変わる・・・・顧客志向、組織販売、業態転換 (3)専業代理店は必要か、存在意義が問い直されている (4)小規模店の淘汰と中規模代理店乱立時代の幕開け (5)各損保で始まる代理店構造改革 (6)進む代理店の業態転換 9.地域代理店に見られる新潮流の事例紹介 10.質疑応答 ※録音・ビデオ撮影等はご遠慮下さい |
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