ESG/TCFDを踏まえた金融機関の全社的リスク管理(ERM)高度化のポイント |
受講区分 |
会場 オンライン |
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開催日時 | 2022-01-26(水) 9:30~12:30 |
講師 |
PwCあらた有限責任監査法人 金子 智洋 氏 ディレクター 三輪 匡史 氏 マネージャー 小林 直樹 氏 マネージャー
【金子 智洋 氏】 |
開催地 | カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内) |
概要 | 2020年の世界経済フォーラムで「ステークホルダー資本主義」が提唱されるなど、近年、サステナビリティに関連する議論や取り組みが急速に進展しています。環境や社会への取組みの重要性については疑う余地がありませんが、期間収益や他のリスク要素などとのバランスや総合的判断については悩ましい部分が出てきます。 本セミナーでは、全社的リスク管理(ERM)へのESG要素の統合について解説します。組織・戦略面からは長期時間軸やマルチステークホルダーといった考慮すべき要素について概説したうえで、投融資管理における気候変動要素を例にとって、TCFDシナリオ分析などのより具体的な分析フレームワークについて解説します。その中で、投融資実務やリスク管理実務で直面する課題やその解決の方向性について議論します。 【推奨対象】 銀行や保険会社等のリスク管理担当者、投融資担当者 |
詳細 |
1.ESG/TCFD関連の動向 (1)各種イニシアティブの取り組み (2)各国金融当局の動向 2.全社的リスク管理(ERM)へのESG要素の統合 (1)戦略・リスクアペタイト(長期時間軸やマルチステークホルダーへの対応等) (2)ガバナンス(サステナビリティに係る責任や役割等) (3)各リスクカテゴリにおける対応 3.投融資管理における気候変動要素の統合 (1)機会とリスクの特定(環境・社会へのインパクト、財務リターン、信用損失等) (2)機会とリスクの計測・評価(定性的・定量的なシナリオ分析、PDやLGDへの影響把握、信用損失の推定等) (3)対応(エンゲージメント、投融資方針・審査基準への反映等) 4.投融資に係るTCFDシナリオ分析 (1)移行リスク(個社単位分析とポートフォリオレベル分析、セクターによる主な相違点等) (2)物理的リスク(水害リスク等の織り込み方法) 5.投融資先CO2排出量の計測・目標設定 (1)イニシアティブの要請(SBT、PCAF等) (2)金融機関の事例 6.質疑応答 ◆企画担当(伊勢)からのポイント◆ ・金融分野に知見のある講師が全社的リスク管理(ERM)についてESG要素を含め丁寧に解説 ・投融資実務やリスク管理実務で直面する課題と解決策を議論 |
お問合わせ |
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