非財務リスクの管理方法と今後の方向性 ~サステナブルな企業価値向上に資するリスクマネジメントに向けて~ |
受講区分 |
会場 オンライン |
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開催日時 | 2022-01-14(金) 9:30~12:30 |
講師 |
キャピタスコンサルティング株式会社 プリンシパル 栗谷 修輔 氏
経歴 : 早稲田大学理工学部卒業。日本長期信用銀行、興銀証券にてリスク管理、金融商品開発に従事。その後データ・フォアビジョンにて、リスク管理ITの企画設計・開発、データサイエンス、コンサルティングを行う。2011年キャピタスコンサルティングに参加。 |
開催地 | カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内) |
概要 | 金融機関のリスク管理態勢は、信用リスクや市場リスクのような「財務リスク」を中心に整備・高度化が行われてきました。しかし近年、ITの急速な発展、ミスコンダクト(不正)、気候変動の顕在化等、金融機関を取り巻く経営環境が大きく変化し、これらが企業価値を毀損させる「非財務リスク」の把握、コントロールが求められるようになっています。「非財務リスク」は従前の「財務リスク」と同じ方法で管理できるのでしょうか?本セミナーでは、「財務リスク」との違いを明らかにした上で、主な非財務リスクの特性を紹介し、具体的な管理態勢構築について解説を行います。また、チェックすべき項目のリストもご提示します。さらに、リスクアペタイト・フレームワークへの組み込み、今後拡充が予想される「非財務情報開示」との連携についても考察を行います。 【推奨対象】 金融機関の非財務リスク管理の担当者(予定者を含む)、関心のある方、コンプライアンス部門、内部監査部門 |
詳細 |
1.非財務リスクとは (1)財務リスクとの違い (2)グローバルの動向 (3)日本国内の動向 2.主な非財務リスクと銀行を中心とする事例 (1)オペレーショナルリスク (2)コンダクトリスク (3)サイバーリスク (4)サードパーティーリスク (5)気候変動リスク 3.非財務リスク管理態勢構築の実践 (1)非財務リスク管理の基本方針 (2)COSO-ERMの有効活用 (3)リスクマップとトップリスクアプローチ (4)KRIとシナリオ分析 4.今後の方向性 (1)非財務リスク計量化への挑戦 (2)リスクアペタイト・フレームワークへの組み込み (3)サステナブルな企業価値向上へ (4)非財務情報開示への連携 5.質疑応答 ◆企画担当(柳井)からのポイント◆ ・ 明確な定義や計量化が難しいコンダクトリスクにも触れて解説 ・ 非財務リスク管理態勢構築のポイントや企業価値向上ための方向性まで言及 |
お問合わせ |
株式会社セミナーインフォ セミナー運営事務局 TEL : 03-3239-6544 FAX : 03-3239-6545 E-mail : customer@seminar-info.jp |