<緊急開催>2021事務年度の金融行政方針を読み解く

~コロナを乗り越え、進化する金融行政~
受講区分 会場
オンライン
開催日時 2021-10-18(月) 10:00~12:30
講師 専修大学商学部 教授
元 三菱UFJフィナンシャル・グループ
コンプライアンス統括部長
渡邊 隆彦 氏

1986年東京大学工学部卒、1992年MIT経営大学院修了。三菱UFJ銀行(現)にて金融制度改革、証券子会社戦略、シンジケートローン業務企画、IFRS移行プロジェクト等を担当後、三菱UFJフィナンシャル・グループ コンプライアンス統括部長、国際企画部部長を歴任。2013年4月より専修大学にて教鞭を執る。専門は国際金融、企業ガバナンス・コンプライアンス、金融規制・制度論、ファイナンス論、金融教育。

開催地 カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内)
概要 中島淳一氏が新たに長官に就任した金融庁は、「2021事務年度金融行政方針~コロナを乗り越え、活力ある経済社会を実現する金融システムの構築へ~」を8月31日に公表した。
これは、昨事務年度の金融行政方針で打ち出した施策の進捗評価・分析結果と、それを踏まえての今後の目標と進め方をとりまとめたものであり、現時点での金融庁の課題認識が網羅されたペーパーである。
本セミナーでは、この最新の方針を読み解きながら、各金融機関がどのようなアクションをとれば良いのか、金融庁の問題意識を踏まえたうえで解説する。他の金融庁公表資料も参照しながら、今後の金融行政の姿を多角的に俯瞰してまいりたい。

【推奨対象】
金融機関にお勤めの方。
日本の金融業の課題と方向性を俯瞰するセミナーですので、ふだん金融庁や財務局と接点のない方にとっても有意義な内容です。
詳細 1.金融行政の基本スタンス
(1)金融行政の目標
(2)金融行政の改革
(3)新しい検査・監督の実践に向けて

2.コロナを乗り越え、経済社会を支える
(1)コロナ禍での事業者支援の徹底
(2)地域経済再生に向けて ~ヒト・カネ・モノ・情報の流れをつくる~

3.業態別のテーマ ~健全かつ持続可能なビジネスモデルの構築・定着~
(1)主要行
(2)地域金融機関
(3)保険会社
(4)証券会社等

4.デジタル・イノベーションの推進
(1)決済システムの高度化・効率化
(2)業務のデジタル化
(3)ITガバナンスの向上

5.利用者目線に立った金融サービス
(1)顧客本位の業務運営
(2)家計の安定的な資産形成の促進
(3)共生社会を目指して ~多様性・公平性・包摂~
(4)不正利用・金融トラブルへの対応

6.オペレーショナル・レジリエンスの強化 ~金融システムを脅かすリスクへの備え~
(1)マネロン・テロ資金供与・拡散金融対策
(2)サイバーセキュリティの強化
(3)システムリスク管理態勢の強化
(4)その他のコンプライアンス等課題

7.個別の重要テーマ ~活力ある経済社会を実現する金融システムの構築~
(1)国際金融センター実現に向けて
(2)サステナブルファイナンスの推進
(3)資産運用の高度化・資本市場の活性化

8.金融庁の取組み ~今後の検査・監督の方向性~

9.質疑応答

◆企画担当(伊勢)からのポイント◆
・ 今年の8月末に公表された2021事務年度金融行政方針を読み解きながら、各金融機関に求められる対応について専門家が丁寧に解説
・ 金融庁の問題意識を踏まえたうえで今後の金融行政の方向性についても俯瞰
お問合わせ 株式会社セミナーインフォ  セミナー運営事務局
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