金融機関における不祥事発生時の適切な対応を行うための重要ポイントと防止策 |
受講区分 |
会場 オンライン |
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開催日時 | 2021-11-11(木) 13:30~16:30 |
講師 |
長島・大野・常松法律事務所 パートナー弁護士 辺 誠祐 氏 経歴:コンプライアンス・危機管理・企業不祥事対応、人事・労働法務、民事・商事争訟等を中心に、企業法務全般に関するアドバイスを提供している。コンプライアンス関連業務については、平時の内部統制・コンプライアンス体制の構築から、有事の事実調査・危機対応まで、著名な案件を含め豊富な経験を有している。また、企業不祥事に起因して発生する紛争・争訟問題の解決に関与することも多いほか、金融規制を含め、各種規制法・業法に関する助言も多数行っている。京都大学法科大学院修了、Duke大学ロースクール修了。NY州弁護士。 |
開催地 | カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内) |
概要 | 規制業種である金融機関においては、当局による監督の下、高度なコンプライアンス体制・内部統制が構築されていると一般的には考えられています。しかしながら、不正融資や不適切勧誘等、金融機関における不祥事は継続的に発生しています。そこで、本セミナーでは、不祥事が発生した際に、金融機関のコンプライアンス等の管理部門担当者が、適切な対応を行い得るためのエッセンスを解説します。また、近時の不祥事案や架空事例の分析等も行いながら、あるべきコンプライアンス体制や不祥事の発生防止策についても検討・解説を加えたいと思います。 【推奨対象】 リスク管理部門、内部監査部門、コンプライアンス部門、人事・総務部、内部通報窓口及びハラスメント窓口対応の実務担当者など |
詳細 |
1.金融機関におけるリスクマネジメント (1)平時からのリスク管理 (2)コンダクト・リスク (3)平時のコンプライアンス体制(内部通報システム等)との関わり 2.有事発生時に適切な主体が調査にあたることの重要性 (1)どの部署が調査対応にあたるべきか? (2)外部弁護士の関与を求めるべきか? (3)第三者委員会・社外調査委員会の設置が必要な事案か? 3.有事発生時のありがちなミスとその防止策 (1)重要証拠の散逸 (2)準備不足でのヒアリング (3)関係者に対する不十分な責任追及 (4)内部通報への不適切な対応 4.近時の不祥事案等を踏まえた不祥事の発生防止策の検討 (1)コンプライアンスよりも重視されるノルマ (2)事業部門の優位性 (3)長年繰り返される悪しき慣習 5.質疑応答 ◆企画担当(柳井)からのポイント◆ ・平時のリスク管理、コンダクト・リスク、コンプライアンス体制からリスクマネジメントを解説 ・有事発生時の外部機関を取り入れる判断のポイントや発生防止策についても事例を交えながら説明 |
お問合わせ |
株式会社セミナーインフォ セミナー運営事務局 TEL : 03-3239-6544 FAX : 03-3239-6545 E-mail : customer@seminar-info.jp |