大きく変わる「決済インフラ」/デジタル通貨/新型決済インフラ ~決済インフラの基本から最新事情・そして近未来まで~ |
受講区分 |
会場 オンライン |
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開催日時 | 2021-10-15(金) 9:30~12:30 |
講師 |
帝京大学 経済学部 教授・博士(経済学) 宿輪 純一 氏
経歴: 慶大経済学部卒、1987年富士銀に入行。1998年三和銀に転職。合併でUFJ銀行企画部等勤務、2006年合併で三菱UFJ銀勤務、2015年退職、帝京大に奉職。兼務で2003年から東大大学院、早大、慶大等で教鞭。財務省・金融庁・経産省・全銀協・SWIFT、日本郵政(JP)等の委員会に参加。 |
開催地 | カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内) |
概要 | 日本は基本政策としてデジタル化(DX)を推進し、社会的に「顔認証」も開始される。フィンテックとは「スマホ決済」のことであり、新たな決済インフラとして定着化した。「資金移動業者」は全銀システムに参加可能になり、メガバンクは新システム「ことら」を開発する。紙の手形は26年で廃止される。一方、決済分野では犯罪がいくつも発生している。マネーロンダリング(資金洗浄)では日本の金融はFATF(金融活動作業部会)の検査で不合格となった。「デジタル通貨」とは、法定通貨がデジタル化されたもので、中国は可能であるが、日本も含めた欧米先進国は導入できない。海外では、ビットコインがエルサルバドルの通貨に追加された。環境経済の最優先課題となっているが、「仮想通貨」は環境負荷が大きい。 セミナーインフォにおいて長年に渡ってトップランクで講演いただき、現在も「金融」や「決済」の改革を推進している第一人者が登壇します。 ※ サブテキストとして、参加者全員に講師著『決済インフラ入門[2025年版]』(東洋経済新報社)を進呈します。 【推奨対象】 銀行、生命保険会社、損害保険会社、カード会社等の経営層、経営企画部門、リテール部門等 |
詳細 |
―全面改訂新版アマゾン1位 『決済インフラ入門[2025年版]』 (東洋経済)を徹底活用― 1.経済のデジタル化 (1)デジタル化の本質 (2)中国の取締 (3)キャッシュレス・マイナポイント 2.新型決済インフラ (1)フィンテック (2)スマホ決済 (3)デジタル通貨 (4)中国決済 (5)仮想通貨 (6)新紙幣 3.決済の基礎 (1)為替と決済 (2)決済ヒエラルキー (3)中央銀行 4.決済リスク (1)犯罪 (2)コンプライアンス (3)具体的事件 (4)不正アクセス (5)みずほ銀行システム障害 5.銀行改革 (1)地銀再編 (2)銀行口座 (3)決済業務 (4)現金取扱 (5)情報銀行 (6)ATMネットワーク(コンビニ) 6.現金系決済 (1)現金(インド・米国・スウェーデン) (2)電子マネー (3)企業通貨(ポイント) (4)外国通貨 7.口座振替系決済 (1)ペイジー (2)デビットカード (3)クレジットカード 8.決済システム (1)新日銀ネット (2)全銀システム (3)手形交換制度 (4)電子交換所 (5)電子債権記録機関 9.海外系決済 (1)米国FN (2)欧州TARGET2 (3)英国FP (4)CLS銀行 (5)新SWIFTgpi (6)香港 10.証券決済 (1)日本(照合・清算・決済・記録保管) (2)米国 (3)欧州 (4)アジア 11.近未来の決済インフラ (1)デジタル化 (2)インテグリティ (3)ゆうちょ (4)次の基軸通貨CO2 12.質疑応答 ◆企画担当からのポイント◆ ・ 決済インフラの最新情報はもちろん今後の国内動向まで ・ 決済に係るリスク、犯罪、システム障害等の最新事案の裏側も解説 |
お問合わせ |
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