【会場受講】<金融事例を中心に解説>サブスクビジネスの最新動向と事業開発前に留意すべき重要ポイント |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2021-06-11(金) 9:30~12:30 |
講師 |
リベラルマーケティング株式会社 代表取締役社長 兼 株式会社サブスクリプション総合研究所 フェロー 藤原 大豊 氏 大手住宅設備機器メーカーで特注製品設計開発、品質保証、経理、IRと経験 2020年2月ビープラッツ株式会社に入社しサブスクに関する調査研究を行う 専門はサブスク会計、コーポレートファイナンス理論、管理会計 特に価値創造理論の管理会計実務への適用に強みを持つ 2004年奈良県立大学卒、2014年京都大学経営管理大学院修了(MBA)、1981年生まれ |
開催地 | カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内) |
概要 | 近年、サブスクビジネスはあらゆる業態に広がっており、様々な企業において導入が検討されています。しかし、サブスクは魔法の道具ではありませんので、導入しただけでビジネスが加速することはありません。ビジネスモデルの一つとして上手く使いこなす必要があります。そして、使いこなすためにはサブスクについて十分に知らなければなりません。サブスクがあらゆる業態に広がるようになったのはなぜでしょうか?サブスクは黒字化に時間がかかるといわれるのはなぜでしょうか?どうしてサブスクはカスタマーサクセスが重要なのでしょうか?本セミナーはサブスクビジネスに取り組む前に知っておいていただきたいことを、事例を交えながらお伝えすることで、皆様が現実的な事業開発及び投資計画を実現する手がかりとなることを目的としています。 |
詳細 |
1.サブスクの事業開発、取り組む前に知っておいて欲しいこと (1)サブスクの本質―金融関係者のみなさん、実はもうサブスクしていませんか? (a)サブスクの定義-「顧客との継続的な関係の担保」 (b)IT/DXの発達とサブスク普及の関係 (c)サブスクの課金形態の基本 (d)サブスクの成功事例をいくつか 【解説に含まれる事例:定期購読、保険、銀行、リース、公共料金、楽天、アマゾン、アドビ、ケーザー、ビープラッツ、OMO】 (2)増やしたいのは顧客?単価?取引頻度?継続期間? (a)人口減少時代と業界ボーダーレスな戦い-全方位への多角化 (b)サブスクの収益公式から考える-「収益=顧客数×客単価×取引頻度×継続率」 (c)継続率の源泉-カスタマーサクセス (d)定額課金の難しさとサブスク会計の必要性-生贄となる哀れな子羊? 【解説に含まれる事例:携帯電話、楽天、電力】 (3)事業開発のよくある勘違いとサブスク化が正当化される条件 (a)サブスク=2Cビジネス (b)マス向けvsパーソナライズ (c)顧客間の公平性 (d)自社商品やサービスのサブスク化の是非 (e)課金しないといけない (f)先行者優位 (g)そもそも自社がサブスクしないといけないのか? (h)サブスク化正当化条件 【解説に含まれる事例:テレマティクス保険、WED、牛角、レーザーのサブスク、各種B2Bサブスク】 (4)ニューノーマルの時代へ、DXの潮目が変わった? (a)「あったらいいな」から「やらなきゃいけない」に (b)自前主義をやめる-システム・仕入・商品開発・流通網 【解説に含まれる事例:メタップスペイメントの会費ペイ、ZUORA、ビープラッツ】 2.サブスクの会計と投資計画-知っておきたいサブスクの数理 (1)サブスク会計の特徴-マネーフォワードの決算資料から読み解く (a)一見不合理な企業行動 (b)財務会計が捕捉しないサブスクの儲かり具合 (c)収益の予測可能性の高さと利益コントロールの容易さ 【解説に含まれる企業名:マネーフォワード】 (2)投資採算計算-ネガティブチャーンでLTV無限大? (a)サブスクのリターン=LTV (b)サブスクのROI=ユニットエコノミクス (c)LTV、解約率、ネガティブチャーン (d)CAC回収期間法 【解説に含まれる企業名:Slack、SANSAN、ChatWork、Freee】 3.金融業界×サブスク-最近話題のニュースにサブスク専門家がコメント (1)GMOあおぞらネット銀行-振込手数料のサブスク (2)テモナ、ふくおかフィナンシャルグループ-ビジネスマッチング契約を締結 (3)三井住友銀行-高齢層に特化「銀行サブスク」 “相続”から“水回り”まで対応 【解説に含まれる企業名:GMOあおぞらネット銀行、テモナ、ふくおかフィナンシャルグループ、三井住友銀行】 4.質疑応答 ※ 講義中の録音、ビデオ・写真撮影はご遠慮ください。会場受講の場合はPCはお使いいただけません。 |
お問合わせ |
株式会社セミナーインフォ セミナー運営事務局 TEL : 03-3239-6544 FAX : 03-3239-6545 E-mail : customer@seminar-info.jp |