【会場受講】プロジェクト・ファイナンスの基礎と実務 ~海外案件や英文契約を念頭に~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2021-04-27(火) 9:30~12:30 |
講師 |
クリフォードチャンス法律事務所 外国法共同事業 カウンセル 高松 顕彦 氏 2004年東京大学法学部卒業。2006年東京大学大学院法学政治学研究科法曹養成専攻(法科大学院)修了。2007年弁護士登録。2008年同事務所入所。2012年-2013年香港オフィス、2013年-2014年ロンドンオフィス。主な業務分野は、プロジェクト・ファイナンス、ストラクチャードファイナンス、アセットファイナンス、ECAファイナンス等。国内外の太陽光や洋上風力等の再生可能エネルギー案件、石油・ガス案件、インフラ民営化案件、統合型リゾート案件等を手がける。Legal 500 (2021 Edition)のProjects and Energy及びBanking and Finance部門のRising Starsに選出されている。 |
開催地 | カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内) |
概要 | 日本のみならず全世界的に地球温暖化への対応は喫緊の課題となり、エネルギーを巡る環境は急速に変化しています。海外において従来から行われている石油・ガス案件に加え、欧州を中心に再生可能エネルギー案件が盛んとなり、その流れはアジアにも及んでいます。日本も例外ではなく、菅政権への移行を契機に一層加速し、昨年12月のグリーン成長戦略においては再生可能エネルギーの最大限の導入や水素産業の創出が政策課題として謳われています。日本企業もこの流れを的確に掴み、海外プロジェクトへの継続的な投資が予測される一方、国内でも洋上風力等の大型プロジェクトが予定されています。海外のプロジェクト案件はもちろん、国内案件でも海外先例を範に取った英文契約や非日系プレイヤーとの協業等が求められることから、本セミナーでは、近時のマーケット動向を踏まえながら、海外案件や英文契約を念頭に置きつつ、典型的なストラクチャー、リスク分析、デフォルト時の対応等、プロジェクト案件の基礎を解説いたします。プロジェクトを基礎から学べる良い機会となっています。 |
詳細 |
1.プロジェクト・ファイナンスとは (1)プロジェクト・ファイナンスの利用分野 (a)石油・ガス (b)電力・再エネ (c)鉱山 (d)インフラ(空港、道路、港湾、鉄道等) (e)テーマパーク・統合型リゾート (2)プロジェクト・ファイナンスとは? (3)重要概念~ノンリコース、SPV、倒産隔離、スポンサーサポート (4)他のファイナンスとの比較 2.プロジェクト・ファイナンスのスキームと実例~海外案件を踏まえて (1)典型的スキーム、関連当事者 (a)スキーム図 (b)プロジェクト会社/スポンサー (c)オペレーター (d)EPCコントラクター及び各種コントラクター (e)オフテイカー (f)融資関連当事者 (2)リスク分担 (a)各種リスクとその分担 (b)スポンサーリスク (c)完工リスク (d)技術リスク (e)操業リスク (f)原料リスク (g)市場リスク (h)キャッシュフローリスク (i)環境リスク (j)天災リスク (k)ポリティカルリスク (3)新たな分野、マーケットトレンド~COVID-19、脱炭素(再エネ、洋上風力、蓄電池)、水素、LIBOR問題 3.取引関連契約の構成とポイント~英文契約を踏まえて (1)プロジェクト契約 (a)合弁・株主間契約 (b)売電契約及び政府保証 (c)EPC契約 (d)O&M契約 (e)原燃料供給契約等 (2)ファイナンス契約 (a)ローン契約の種類・書類 (b)主要項目 (c)債権者間協定 (d)MLA/ECAによるサポート (3)担保契約 (a)各種担保設定 (b)スポンサーサポート (c)直接協定 4.デフォルト時の対応 (1)原因(リスクの発現) (2)対処法 (3)理論と実践 5.質疑応答 ※ 講義中の録音、ビデオ・写真撮影はご遠慮ください。会場受講の場合はPCはお使いいただけません。 |
お問合わせ |
株式会社セミナーインフォ セミナー運営事務局 TEL : 03-3239-6544 FAX : 03-3239-6545 E-mail : customer@seminar-info.jp |